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ビオディナミワインの先駆者「アフロス・ワイン」のこだわりワインを飲んで心も体も癒やされる
今注目のブドウ品種アルヴァリーニョを最初に植えた「ソアレェイロ」で年代物のヴィーニョ・ヴェルデを堪能

ビオディナミワインの先駆者「アフロス・ワイン」のこだわりワインを飲んで心も体も癒やされる

【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<自然の摂理に沿ってのワイン造りはとてもチャレンジングなものと言うワインメーカーのミゲルさん>、『たびこふれ』より引用)

ビオディナミとは、バイオダイナミックとも言われるワイン造りのこと。ドイツの思想家ルドルフ・シュタイナー氏が提唱した「土壌が本来持つエネルギーと自然界に存在する力で農作物の生命力を高める」という考え方に基づいたバイオダイナミック農法で造られています。

【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<ステンレスやコンクリートエッグ、壺など、ワインによって使い分ける>、『たびこふれ』より引用)

ヴィーニョ・ヴェルデで初めてビオディナミワインを手掛けたのが「アフロス・ワイン(APHROS WINE)」のヴァスコ・クロフトさん。同社のワインはフランスのBiodyvinとEU加盟国のEuro Leafの認証を受けています。

バイオダイナミック農法とは、有機栽培に加え月の満ち欠けなど天体の動きに合わせて作物を育てることで自然本来の潜在能力を引き出す農法のこと。通常のワイン造りに比べて手間もコストもかかり、ブドウの栽培が難しいためヴィーニョ・ヴェルデでビオディナミワインを手掛けるワイナリーはまだ少数です。

【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<地元のアーティストを招いての音楽会なども開かれる>、『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<クロフトさんがオーガニックガーデンで採れた食材を使った手料理を振る舞ってくれました>、『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<ワインや食材が食卓に上がるまでのストーリーを聞くことで、食事がさらに美味しく感じられました>、『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<ロゼや赤など、さまざまなワインを堪能!>、『たびこふれ』より引用)

この日は幸運にもクロフトさんの手作りディナーをいただくことに。食卓に並ぶ食材もバイオダイナミック農法で育てられたものです。

クロフトさんの「人も食べ物も同じ。ワインからエナジーを受け取って欲しい」との言葉に、ワイン造りに対する哲学を感じました。今後はバイオダイナミック農法を伝える場所としても充実させていく予定とのことで、これからも目が離せません。

>>アフロス・ワイン(APHROS WINE)の公式サイトはこちら

今注目のブドウ品種アルヴァリーニョを最初に植えた「ソアレェイロ」で年代物のヴィーニョ・ヴェルデを堪能

【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<注目を集めるブドウ品種アルヴァリーニョ>、『たびこふれ』より引用)

ボルドーで2021年以降に新たに植えられる品種としても選ばれ、今注目を集めているブドウ品種、アルヴァリーニョ。

1974年にジョアン・アントニオ・セルデイラ氏が最初のアルヴァリーニョを畑に植え、1982年に「ソアリェイロ(Soalheiro)」を設立しました。

「ソアリェイロ」とは、ポルトガル語で「日なた」の意味。ポルトガル最北端メルガッソの山脈に囲まれた場所に位置し、アルヴァリーニョ種の熟成に必要な雨量、気候、日照量などを満たしたマイクロクライメイト(微小気候)に恵まれています。

【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<エリアによって土壌が全く異なる>、『たびこふれ』より引用)

「ソアリェイロ」は地域での持続可能なワイン造りをコンセプトに掲げており、現在約150軒の農家がワイン造りに参加。また、同じ志を持つ多くのメンバーがワイン造りに情熱を捧げています。

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(画像=<建物の外壁には「CONTINUAR」の文字が。この地域での持続可能なワイン造りが会社の理念>、『たびこふれ』より引用)
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(画像=『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<ワインのさらなる品質向上のため、さまざまな設備を完備>、『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<建物内はテイスティングルームも充実>、『たびこふれ』より引用)

建物の最上階にあるテラスからは、周りの景色が一望。メルガッソの山々に囲まれている地形がよくわかります。

【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<最上階のテラスからは、メルガッソの山々が見渡せる>、『たびこふれ』より引用)

ワインのテイスティングランチではさまざまなワインとローカルフードを堪能。2013年もののアルヴァリーニョを飲んで、ヴィーニョ・ヴェルデはフレッシュなワインという概念が覆りました。

【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<さまざまなワインをテイスティング>、『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<特別に開けてもらった2013年と2021年のアルヴァリーニョ>、『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=『たびこふれ』より引用)
【ポルトガル】一度は訪れてみたい!ポルトガルのワイン産地、ヴィーニョ・ヴェルデのワイナリー巡りでお気に入りのワインを見つけよう
(画像=<サラミは自社で作ったもの。併設のショップで購入できる>、『たびこふれ』より引用)

アルヴァリーニョが1974年に植えられてから約50年。最初は車のガレージから始まったワイン造りは、今では世界的に定評のあるワイナリーにまで発展しました。

現在は2代目のアントニオ・ルイス・セルデイラさんが当主として、持続可能なワイン造りにチームで取り組んでいるところですが、このスピード感に驚かされました。

多くの才能を持った人たちがチームとして参加しているのがこのワイナリーの強み。ここからどんどん美味しいワインが誕生するのも納得です。

>>ソアリェイロ(Soalheiro)の公式サイトはこちら