カーシャンプーの選び方とポイント

カーシャンプーおすすめ人気10選!選び方や種類・代用品はある?
(画像=©cloud7days/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

車に応じて選ぶ

カーシャンプーはボディカラーやボディコーティングの有無など、車に応じて選び分ける必要があります。

「全色対応」と記載されたも商品はボディカラーに関係なく使用できますが、淡色用や濃色用、メタリック用やホワイト用などの記載された商品は、成分配合が各色に合わせて調整されており、適合するボディカラーの車でなければ十分な洗浄力を発揮できない場合があります。また、コーティング施工車には専用のシャンプーを使うのが鉄則です。

使用方法で選ぶ

カーシャンプーは水で希釈して使うタイプが一般的であるものの、なかには原液をそのまま使用するストレートタイプやスプレータイプ、高圧洗浄機用での使用を前提に成分が調整されたフォーミングガン専用などがあるため、使用方法をよく確認してから購入しましょう。

希釈タイプは指定された希釈濃度で使用するのが原則です。薄すぎると十分な洗浄力が発揮できず、濃すぎると水でしっかりとすすがなければボディ表面に洗剤成分が残り、シミなどの原因になってしまいます。なかには、汚れに応じて希釈濃度を調整できる商品もあります。

場所や汚れによって使い分ける

カーシャンプーには弱アルカリ性や弱酸性のシャンプーも存在し、汚れに適したシャンプーを使うことで効率的に汚れが落とせます。

ホイール周りのしつこい汚れやマフラー周りの油汚れ、虫の死骸などにはアルカリ性のシャンプーが適しています。一方、シミや鉄粉などの除去には酸性のカーシャンプーが効果的です。

ただし、アルカリは樹脂に対して攻撃性があり、酸性は金属やボディを劣化させる性質があるため、すすぎ残しがあると車にダメージを与える恐れがあります。無難に使うなら中性がおすすめです。

コンパウンド(研磨剤)の有無で選ぶ

コンパウンドの有無もカーシャンプー選びの大きなポイントです。コンパウンド入りのカーシャンプーは小キズ落としに加え、水垢やウォータースポットなどの硬い堆積汚れを削り落とせるものの、同時に塗装表面まで削ってしまう欠点があります。

ボディコーティング施工車は、コーティング層を削り落としてしまうコンパウンド入りカーシャンプーの使用は厳禁です。明確な目的がなければ研磨剤が含まれないノーコンパウンドのカーシャンプーを選ぶようにしましょう。

洗浄以外の機能で選ぶ

洗浄以外にも、防錆剤入りやワックス成分入りなどがあります。防錆剤入りは、その名の通りサビを防ぐ成分が配合されたカーシャンプーです。ただし確実にサビを防ぐようなものではないうえ、ワックスやコーティングが施工しづらくなる欠点があります。

ワックスやコーティング剤が配合されたカーシャンプーは、同時に行えるため手間は省けますが、手軽ではあるものの、洗浄力は比較的弱く、ガラスは油膜が付いてしまいます。またワックスの耐久性もそれほど高くはありません。

こういった機能成分が配合された特殊なシャンプーは、メリットとデメリットをよく吟味して選び分けるとよいでしょう。

カーシャンプーは●●で代用できる!?

カーシャンプーおすすめ人気10選!選び方や種類・代用品はある?
(画像=©vegefox.com/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

ボディに付いた汚れや水垢を落とすだけなら家庭にあるものでも代用できます。これを知っておくと、洗車をしようと思ったのにシャンプーがないといった場合に役立ちます。しかし、車への使用が前提に開発はされていないため、不具合が起こる場合がある点には注意が必要です。これらの代用品はあくまで臨時措置として利用するようにしましょう。

車のボディは食器用洗剤で洗える

車のボディは食器用の中性洗剤でも洗えます。食器に付着する油汚れを落とす性能が高いため、とくにマフラー周りの油汚れに効果的です。ただし、カーシャンプーに比べて泡切れ性能は劣るため、すすぎはカーシャンプー以上に念入りに行う必要があります。

また、油分洗浄効果が強すぎるためゴムや樹脂パーツには使用しないほうがよいでしょう。家庭用中性洗剤を代用品として使用する場合は、200〜500倍ほどにまで薄めて使うよにしてください。

窓ガラスの水垢にはお酢が有効

車の窓ガラスなどに発生する水垢の成分は、雨水などに含まれているミネラルが乾燥したものです。ミネラルは基本アルカリ性であるため強い酸性を示すお酢で中和して落とすことができます。

使用方法は、ガラスを水洗いした後、お酢を染み込ませたペーパータオルで拭き上げるだけです。頑固な水垢には、お酢を染み込ませたペーパータオルを気になる部分に湿布のように貼り付けて数分放置するとキレイに落とせます。その後拭き上げ、水で流しましょう。クエン酸水も同じように使えます。

ただし、お酢やクエン酸はボディに付着すると酸化反応によりサビやシミの原因になります。お酢を使った後は、ガラス周りのほか周辺のボディや樹脂パネルもしっかり水で洗い流しておきましょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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