道の駅の特徴

道の駅があるいわき市は、福島県の浜通り南部に位置。太平洋に面しており、四倉海岸やアクアマリンふくしま、アンモナイトセンターなど、観光名所が豊富で、なかでもスパリゾートハワイアンズは映画「フラガール」の舞台となったスポットで、本格的なフラダンスのショーなどが見られる施設として知られている。

『道の駅 よつくら港』は、いわき市四倉町の国道6号線沿いに位置。常磐自動車道のいわき・四倉ICから県道11号経由で約10分とアクセスは抜群だ。漁港内に作られた道の駅で、2011年の東日本大震災により被災したが、2012年に建物を一新しリニューアルオープン。現在の2階建ての建物となった。すぐ目の前が四倉海岸で、隣接する四倉海水浴場の駐車場(無料)を利用することもできる。道の駅入口には大きなモニュメントが建てられている。


建物1階に直売所、2階はフードコートとなっており、屋外ではテイクアウトのカフェが営業。直売所には、地元産の朝採りの野菜や果物、漬物やサンマの味醂干しなどの農水産加工品、いわきの地酒などが並ぶ。特に四倉名物のソースカツ丼や、ホッキ飯など弁当や惣菜類は充実の品揃えだ。

2階のフードコートには、寿司処、そば処、釜飯店、喜多方ラーメン店の4店があり、バラエティ豊かなグルメを味わえる。海の見えるカウンター席やテラス席も用意され、広大な太平洋を眺めながら食事を楽しめる。寿司処では四倉・久之浜港から直送の常磐ものの魚介を使った握り寿司やちらし寿司を堪能できるほか、ソースカツ丼に魚介をプラスしたミックスソースカツ丼が人気。釜飯店の1番人気は海鮮釜飯だ。あぶくま高原産そば粉の二八そばが自慢のそば処と、ご当地グルメの宝庫となっている。

屋外カフェでは、ご当地ソフトを満喫できる。地元産サンシャイントマトジュースのソフトクリームは、トマトの風味が抜群でさっぱりとした後味。暑い日にもピッタリのソフトクリームだ。
R6より内陸を走る県道35号は快走路で、浜通りを南北に縦断するときにはこちらのルートがオススメ。さらに、富岡から阿武隈高地を東西に縦断する県道36号も変化に富んだ道でツーリングルートにピッタリ。走った先にある川内村は田んぼに広がる高原の村で、のどかな風景や温泉を楽しめる。さらに県道36号と交差するR399は交通量がほとんどなく、阿武隈高地を縦断する峠道でこちらもオススメ。海と山のある四倉町のご当地グルメを満喫できる道の駅は、ツーリングの休憩に最適のスポット。浜通り南部のツーリングの際には休憩や食事での立ち寄り場所におすすめだ。