就任したばかりの盛山正仁文部科学大臣が初めての記者会見で、教員のなり手不足について「正直、名案はない。今、日本中のどこの分野でも、働き手が不足している。教員については、他の分野以上に特に厳しいと言われているのだと思う」と率直で客観的な認識を述べたことが話題になっています。

盛山文科相が正しい現状認識を示したことを評価する声も多いです。

しかし、教員の採用問題は議論が錯綜しています。全部給料の問題に還元できるという人や、

「教員の待遇の悪さ」というのは決して給料の話ではないと言う人もいます。

ある年代以上の方にはにわかに信じがたいと思いますが、教員という仕事自体に人気がなくなったということです。

30代前半で手取りがこれは安いとみるか高いとみるか。それ以前にこういう不用意な発言をしてしまうところにも教職が避けられてしまう原因があるのかもしれません。