2023年12月末、現行のNISA制度が終了するにあたり、つみたてNISAの新規積立も終了する。2024年1月からは新NISAが始まり、「つみたて投資枠」で積立投資が可能だ。

しかし、つみたてNISAが終了すると決まっていても「今」つみたてNISAでの運用を始めるべき理由が3つある。

理由1:20年間の非課税枠を活用できる

つみたてNISAを今から始めたとしても、最大20年間非課税枠で運用を続けることができる。2023年に積立した分は2042年まで非課税枠で運用を続けることができるので、利益が大きく出たタイミングや、資金需要が発生したタイミングで引き出すのがおすすめだ。

新NISAでは非課税期間は無期限となるが、非課税保有上限額は1,800万円までと決まっている。そのため、少しでも非課税枠を多く確保したいのであれば、今から運用して非課税枠を増やすのがおすすめだ。

理由2:ボーナス設定をすれば40万円の枠を使い切れる

つみたてNISAの積立額は、年間40万円が上限額なので、月々の投資上限額が40万円を12等分した33,333円に設定されていることが多い。そのため、これからつみたてNISAの運用を始めると最大3ヶ月で合計10万円程度を投資できる計算だ。

ただし、証券会社によっては、「ボーナス設定」ができるところもある。