長く使いながら育て、その変化を楽しむ革製品。そんな革の魅力を伝えるため、テントファクトリーが国産レザーアイテムを投入する。それがメイド・イン・ジャパンのレザー“ウォッシャブルピッグスウェード”を使用した「ウォッシャブルレザーマット」だ。職人技が光る“洗える本革マット”とは一体どのようなアイテムなのか、詳しく紹介していこう!

TENT FACTORY スチールワークス&マット ページ

質の高いエシカルな素材「ピッグレザー」を採用

「ウォッシャブルレザーマット」に使われているレザーは、国産のピッグレザー(スウェード)。
※レザーは革全般、スウェードは革の裏面を使った素材を指す。

実は日本はピッグレザーの世界的な生産国で、100年以上もの長きにわたる豚革加工の歴史がある。そこに蓄積された技術や経験は世界最高レベル。その優れた品質が評価され、世界有数の高級ファッションブランドでも使用されるほどだ。

国産ピッグレザーのほとんどは、東京・墨田区で生産されている。牛革など多くの革製品は、原皮を輸入に頼っているが、ピッグレザーは原皮から国内で加工。その原皮は、豚を食用に加工する際に出た副産物を活用している。命をムダにしないという点で、非常にエシカルな素材だ。

「ウォッシャブルピッグスウェード」はアウトドアに最適な素材

そんなピッグレザーの特徴は、生地のようにやわらかいので扱いやすく、引っ張りや摩擦などに強いこと。そして、毛穴が皮を貫通しているという、ほかの動物には備わっていない特徴があるため通気性がよく、濡れても乾きやすいこと。まさにアウトドアにうってつけの特徴を備えている素材だ。

さらに「ウォッシャブルレザーマット」は、その名の通り“洗える”という特徴を備えている。

通常のレザーは濡れるとシワになったり、硬くなったり、色落ちしたりするので水濡れ厳禁。しかしこのマットは、ウォッシャブルピッグスウェードを採用し、汚れたら洗うことができる。高い技術で加工されているため、洗っても色落ちすることなく、ソフトな風合いを保ったまま。使うにつれて味が出るデニムのような風合いを楽しむことができる。

職人技が光る日本製なのもポイント。革の素材・加工から縫製・仕上げまで、すべて日本国内で行われているMADE IN JAPANのマットだ。