目次
ナンバー灯をLEDに交換する方法
ナンバー灯をLEDに交換すると違反?
LEDのナンバー灯に交換する際の注意点
ナンバー灯をLEDに交換したら車検はどうなる?

ナンバー灯をLEDに交換する方法

ナンバー灯の交換方法!LEDに交換するのは違反?車検についても解説
(画像=『MOBY』より 引用)

©garage38/stock.adobe

この項目では、ナンバー灯を純正品からLED製の商品に交換する方法を紹介します。

方法自体は車種によって若干難易度が違ったり、手間暇がかかったりするものの、純正品が故障した時にスペアパーツへ交換するのにも応用できることから便利です。

ぜひ、参考にして、ご自身の愛車で他車と異なる雰囲気のナンバー灯を実現してみてください。

【準備】交換作業前に用意する道具

準備段階として、交換作業前に用意したい道具を3つピックアップしました。

交換に使用する新品のLEDナンバー灯以外にも、あったほうが便利なアイテムが存在します。

  • 内張りはがしツール
  • 養生テープ
  • マイナスドライバー
ナンバー灯の交換方法!LEDに交換するのは違反?車検についても解説
(画像=『MOBY』より 引用)

内張りはがしツール(画像はイメージです)

「内張りはがしツール」は、名称のとおりトランクに取り付けられた内張りを剥がす際に使用する道具です。数点の工具がセットになっていて、内張りの状態や構造に合わせて使い分けられるでしょう。

「養生テープ」は、内張りはがしツールを使ってトランクに装着された内張りを取る際、局所が傷つくのを防ぐ効果が期待できます。

加えて、「マイナスドライバー」は、ビス止めがされている箇所で活用。一家に1つは存在するアイテムであるため、用意がしやすいでしょう。

【手順1】トランクの内張りを外す

1つ目の手順は「トランクの内張りを外す」です。

内張りは、セダンのトランクタイプよりもワゴンやハッチバックなどの「バックドア」タイプのほうが難易度は低いでしょう。

内張りには、先の尖ったピンが円周を描くように要所に備わっていて、全面がトランク(バックドア)に固定される仕組みで作られているケースが多いです。ピンで止められている箇所を確認し、養生テープを貼ってから内張り剥がしツールを使用して取り外しましょう。

【手順2】純正品のナンバー灯を取り外す

2つ目は「純正品のナンバー灯を取り外す」です。

内張りが取れたら、元から装着されているナンバー灯がどこに設置されているか確認します。交換した形跡がなければ新車メーカーの純正品ナンバー灯であるのがわかるでしょう。

ナンバー灯が見つかったら、両端のツメで固定されているため、内側に押し上げるような流れで取り外します。加えて、背部に取り付けられているコネクター(ケーブル)も外しましょう。

外れたナンバー灯には、ライト部分を守るための透明なカバーも、マイナスドライバー(なければ、先が平たくて固い工具ツール)を使って取り外してみてください。

カバーが取れると、残るは電球のみ。これで、元の純正品ナンバー灯が取り外せます。手で簡単に外れるので壊さないようにしましょう。

【手順3】購入したLEDナンバー灯を取り付ける

3つ目の手順が「購入したLEDナンバー灯を取り付ける」です。

購入したLEDナンバー灯を、純正品ナンバー灯の代わりに取り付けてみましょう。そのまま元の位置にはめ込むだけでOKです。

LEDナンバー灯をはめ込んだら、ケーブルを接続してください。車のエンジンをかけて、ライトを点灯させるとナンバー灯も光りますが、取り付けたLEDナンバー灯も光っているかどうかチェックしてみましょう。確認して点灯していれば交換完了です。

もし、LEDナンバー灯が点灯していなければ、プラス・マイナスの極性が逆になっている可能性があります。ナンバー灯を外し、向きを変えて付け替えて、点灯を確認してみてください。

点灯が確認できれば、ナンバー灯をトランク(バックドア)の適切な位置へ戻し、外してきた内張りを元の状態へはめ込んでください。元の状態へ戻したら作業完了です。

ナンバー灯をLEDに交換すると違反?

ナンバー灯の交換方法!LEDに交換するのは違反?車検についても解説
(画像=『MOBY』より 引用)

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ナンバー灯をLED製の商品に交換すると、交通違反に該当してしまうのでしょうか。

結論から述べると、保安基準を満たしているLED製であればナンバー灯で使用しても問題ありません。

「道路運送車両の保安基準」の第36条および第205条では、ナンバー灯および“番号灯”と表記していながらも、車体後方に備え付けたナンバープレートが判別できるように明かりを取り付けなければならない文面が書かれています。

以下のルールを遵守すればLED製のナンバー灯を使っていても交通違反で取り締まられる可能性が限りなく低いです。

  • 夜間走行中に、後方20mの距離からナンバープレートの数字を確認できるもの
  • 「白色の明かり」でなければならない
  • 器具が損傷している、あるいはレンズ部分が壊れたり、汚れたりしてはいけない
  • ナンバー灯の光で、他の運転手の運転妨害になってはいけない
  • レンズを正確に取付けないといけない