8月27日(日)、東京湾金沢八景(漁港内)の忠彦丸で、年に一度のビッグイベント『忠彦丸シロギス釣り大会』が開催された。当日は224人が参加。10隻に分乗し、シロギス1尾の全長(各船横取制)で競った結果、26.5cmを釣り上げた平岡純一さん(川越市)が見事優勝を果たした。

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忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況

忠彦丸でシロギス釣り大会

6時半ごろから受け付け開始。席札を取って順次1号~10号船に乗り込み、参加者は準備を進める。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況10隻で出船(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

7時45分、準備が整った船から離岸。私は緑川和希船長が舵を取る3号船に乗船。右舷に12人、左舷に16人の布陣で、会社のグループや親子、夫婦などさまざま。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況八景島に集合(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

8時に八景島前で10隻が待機したのち、全船は一路中の瀬を目指す。航程15分ほどでポイントに到着。船長から「ハリ数は2本まで。エサは支給の青イソメ。頭を切って3~4cmにカット」など釣り方の案内のあと、全船いっせいにスタートフィッシング。

開始早々から本命続々登場

左舷6番の清水さん(都筑区)がファーストフィッシュをゲット。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況船中ファーストヒット(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

すると、同舷4番の加藤さん(保土ヶ谷区)が一荷を披露してご満悦。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況早々に一荷でキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

さらに、右舷ミヨシの中村亘亨さん(神奈川区)にも本命。会社仲間3人で並んで楽しんでいる。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況本命確保に笑顔(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

そのなかで、今回釣りが初めてという石大地さん(品川区)も本命をキャッチして笑顔がはじけた。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況初釣りでゲット(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

ダブルヒット交じりで数を伸ばす

左舷8番の植木裕視さん(中野区)は、慣れた手つきで一荷を交えて数を伸ばしている。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況キスをダブルでキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

右舷4~6番は会社の釣り部で参加とのことで、6番に座るリーダーの橋本安史さん(八潮市)は、胴突き仕掛けで4尾目をキャッチ。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況キス釣り大会でキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

4番の吉川明子さん(大田区)はマダコ釣りが大好きで、小さいころは知多半島で投げキスをしていたという。エサ付けも手慣れたもので、一荷も交えて本命を取り込んでいる。そして、その隣5番の本堂和子さん(大田区)も3尾目をキャッチ。

忠彦丸シロギス釣り大会で26.5cmキス登場【東京湾】224人が参加と大盛況釣り大会でキス手中(提供:週刊つりニュース関東版 岩下)

船内でオマツリがあると、仲乗りの斉田一洋船長が迅速にフォロー。釣れていない人には、適宜レクチャーも施す。

全員が型を見た10時40分ごろ、船長は中の瀬の南側へ大きく移動。しかし、魚影が薄いと感じるや否やすぐに北上する。