車をぶつけられた時の過失割合は?
車をぶつけられてしまったときの過失割合は気になることろですよね。
結論から言えば、事故の過失割合はそのときの現場の状況で大きく変化します。
例えば、双方の車が動いていた場合と、そうではなかった場合では同じ事故でも過失割合は変化しますし、携帯電話を使用していたなど相手方に重大な過失があった場合にはそれらも過失割合に考慮されます。
さらに、事故の過失割合の決定は、保険会社同士が過去の裁判の判例から話し合いで導き出したものであって、法的な取り決めはありません。
こういった背景からも一概に過失割合を算出することは難しく、こちらが不利な状況にならないためにも事故をしっかりと記録する“ドライブレコーダー”の存在が重要になってきます。
こちらが完全に停止していた場合
こちらが完全に停止しており、一方的にぶつけられた場合は相手側の過失が100%になります。
例えば、信号待ちで停車中に後ろから衝突されるケースや、駐車場に止めている車にぶつけてしまった場合はほぼ100%ぶつけた側の責任になります。
稀に停車中の車の過失が大きく、修正要素が加わるケースもありますが、かなり珍しい事例といえるでしょう。
車ぶつけられて逃げられたらどう対処する?
車をぶつけられて逃げられる“当て逃げ”。大事な愛車を傷つけておいて逃げるなんて絶対に許せないですよね。
けれどもそんなときこそ焦ってはいけません。冷静に対処することで、犯人逮捕に繋がります。
スマホのカメラで動画撮影をする
車をぶつけられて逃げられそうになったら、スマホのカメラで動画撮影をしましょう。ドライブレコーダーの画角では、万が一ぶつけてきた車両を撮影できていない可能性もあります。
念のためドライブレコーダーの他にもスマホのカメラで撮影しておくと、有力な証拠映像になります。
その際は、車のナンバーがしっかりと映るように録画しましょう。
ドライブレコーダーに該当する車両のナンバーと色を大きな声で録音する
もし、スマホのカメラが間に合わないというときはドライブレコーダーに向けて該当車両のナンバーと色、もしわかるのであれば車種を大声で叫ぶのも有効です。
最近のドライブレコーダーは車内音声もしっかりと録音してくれるので、万が一映像が映っていなかった場合でも、録音データを残しておくことで、警察への証拠提供となります。
その場にいなかった場合はすぐに警察へ連絡
駐車場に止めている間などに当て逃げ被害にあった場合はすぐに警察へ連絡し、被害届を提出します。
ドライブレコーダーの駐車監視システムに映像が映っていればラッキーですが、もし映っていない場合は、近隣の防犯カメラなどの映像から犯人を割り出します。
しかし、このケースでは犯人が見つからず、泣き寝入りになることもめずらしくないため、心配な方は、24時間360度駐車監視付のドライブレコーダーの導入を検討されてはいかがでしょうか。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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