旧車はクラシックでかっこいい

今でも買える!おすすめの旧車10選と中古の旧車を買うときの注意点を紹介
©︎isaac74/stock.adobe.com(画像=『MOBY』より 引用)

旧車と聞いてどんな車が思い浮かぶでしょうか。実は、旧車の定義は主観的で多様性に富んだあいまいなものとなっています。

一般的に旧車は20年~25年以上前に製造された車両とされることが多いものの、過去に製造されていた車を指す言葉として使われます。

「旧車とは何か?」を考える際には以下の要素を考慮すると良いでしょう。

  • 年代
  • 歴史的な価値
  • 文化的な価値
  • 保存状態
  • コレクション価値 など

一部車種の価格が高騰するなど、人気もコレクション価値も高い旧車。旧車は、古き良き時代やデザインのノスタルジアを呼び起こす存在として今でも一部界隈で愛されています。

今でも買えるおすすめの旧車10選

「今でも買える」を基準に、おすすめの旧車を10台紹介します。

  • トヨタ・初代セリカ
  • トヨタ・2000GT
  • 日産・フェアレディZ(S30型)
  • シボレー・インパラ
  • ランボルギーニ・カウンタック
  • フェラーリ・ディーノ
  • BMW・初代6シリーズ(E24型)
  • ジャガー・Eタイプ
  • フォード・マスタング
  • 旧富士重工業・スバル360

車種によっては希少性の高さから数千万円~数億円するものもあります。買えるものではないかもしれませんが「懐かしい!」と感じてもらえると嬉しいです。

1.トヨタ・初代セリカ

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「セリカ」「カリーナ」の第1号車ラインオフ (1970年)(画像=『MOBY』より 引用)

トヨタの初代セリカは、1970年に登場した「スペシャルティカー」です。「ダルマセリカ」の愛称で親しまれていました。

1600GT以外のグレードではエンジン、トランスミッション、内装を選べる日本初のフルチョイスシステムが採用されていました。

当時も現在もスポーティな外観と走りのよさからGTの人気が高くなっています。

新開発されたエンジンは、1.4〜1.6Lの総排気量で当時のスタンダードに比べて力強い性能を誇りました。初代セリカの発売期間は1970年~1977年の約7年間で、生産台数は約41万台です。

2.トヨタ・2000GT

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(画像=『MOBY』より 引用)

日本が世界に誇るスーパーカー「トヨタ 2000GT」。1967年から1970年に生産されたその台数はわずか337台です。

トヨタ2000GTはヤマハ発動機の協力を得て開発された車であり、当時の最先端の技術が結集しているスーパーカーです。

サスペンションは、前後輪ともにダブル・ウィッシュボーンが採用されていました。ステアリング機構はラック・アンド・ピニオン式。

当時の一般的な乗用車が50馬力ほどだったのに対し、2000 GTは150馬力を誇ったエンジン。エンジンはヤマハの技術力で、クラウン用のM型エンジンをベースにDOHC化されたものです。

当時の高級車クラウンの2倍の価格と、当時の最高技術を集めた2000GTは、その稀少性もあって現在の価格は1億円以上となっています。

3.日産・フェアレディZ(S30型)

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(画像=『MOBY』より 引用)

1969年に登場した日産のフェアレディZ(S30型・240Z)。アメリカやイギリスなどでもダットサン240Zとしても知られ、日産の名前を世界に広めることになったスポーツカーです。

L型直列6気筒エンジンはSOHC動弁機構を備え、最高出力152psを発揮。1tをわずかに超える軽量ボディやストラット式サスペンションなど、高スペックなのもS30型フェアレディZの特徴です。

北米市場向けに輸出されていたモデルでもあることから、世界中でクラシックカーとして愛されています。

4.シボレー・インパラ

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Jack Snell CC BY 2.0 出典 : https://www.flickr.com/(画像=『MOBY』より 引用)

1958年から1960年の短い期間に生産された、2代目シボレー インパラ。今では考えられない特徴あるリアデザインは「テール・フィン」と呼ばれています。

繁栄したアメリカの富の象徴するかのようなデザインは、今では博物館で展示されるレベルに。

シボレーはアメリカの三大自動車メーカー”ビックスリー”のひとつGM(ゼネラルモーターズ)のブランドです。

5.ランボルギーニ・カウンタック

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出典:wikipedia.org Author:contri CC BY-SA 2.0(画像=『MOBY』より 引用)

1966年から1973年にかけて生産されていた「ミウラ」の後継、ランボルギーニ「カウンタック」。車名はイタリアの地方の方言で「驚いた」を表すcontacc(クンタッチ)の綴りを一部変えたものです。

迫力ある見た目と400PSを超すモンスターパワーのエンジンを搭載し、文字通り人々を驚かせたモデルでした。生産期間は1974年から1990年となっています。

6.フェラーリ・ディーノ

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(画像=『MOBY』より 引用)

イタリアの高級スポーツカーメーカー、フェラーリの創業者、エンツォ・フェラーリの長男の名「ディーノ」が車名となったスポーツカーです。

自動車技術者だったディーノは病で24歳という若さで亡くなる前、病床で考案した65度V型6気筒エンジンをディーノに搭載しました。

当時のフェラーリのラインナップにはV型12気筒しかなかったため、フェラーリの名を外して「ディーノ」のブランド名で発売、206、246といったモデルが存在します。

7.BMW・初代6シリーズ(E24型)

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(画像=『MOBY』より 引用)

ドイツの高級車メーカー、BMWの初代6シリーズは1977年から1989年に生産されたクーペタイプの車です。

世界中で「最も美しいクーペ」と評され現在でも各国に愛好家が存在します。

チューニングメーカー「M」が手掛けた「M635CSi」は0-100km/h加速が6.1秒、最高速度255km/hは現在にも十分通用するスペックを誇ります。

8.ジャガー・Eタイプ

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(画像=『MOBY』より 引用)

イギリスの高級車メーカー、ジャガーの「Eタイプ」。Eタイプは1961年から1975年に販売されたスポーツカーで、世界中で”最も美しい車”と呼ばれています。

デビューは1961年のジュネーブモーターショー。美しいボディラインで注目を集めた上、当時としては記録的な最高速度240km/hというスペックもさらに注目を高めた理由となり、人々の夢の車、憧れの車となりました。

9.フォード・マスタング

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出典:wikipedia.org Author:CJ DUB CC BY-SA 2.0 ca(画像=『MOBY』より 引用)

「マッスルカー」の代表格とも言えるフォードのマスタング。フォードがマスタングを製造開始したのは1964年。

1969年には2代目モデルが誕生し、ボディの拡大やエンジンのパワーアップなどさらにマッスルカー志向が強まりました。

当時新たに設定されたハイパフォーマンスモデル「マッハ1」や「BOSS302/429」。

マッハ1には7L V8OHVエンジンの「コブラジェット・ユニット」が、BOSS302/429にはそれぞれ4.9L V8OHVエンジン、7L V8OHVエンジンの「ボス・ユニット」が搭載されていました。

10.旧富士重工業・スバル360

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スバル360ヤングSS(1968年)(画像=『MOBY』より 引用)

スバル360は旧富士重工業(現スバル)が1958年から1970年まで製造した小型車で、希少性が高い旧車のひとつです。

特に保存状態が良好なモデルはコレクターズアイテムとして高く評価されています。

スバル360の特徴は、非常にコンパクト丸みを帯びたデザインと名前に由来した360ccの小型エンジンです。

「スバル360コンバーチブル」「スバル360カスタム」といった派生車種もあり、姉妹車は「サンバー」となっています。