原型となったとされる「シェルバット」は今もトルコで飲まれる

「シャーベット」とはどんなデザート?その語源は何語にある?
(画像=『FUNDO』より 引用)

「シャーベット」の原型となった「シェルバット」はトルコなどで今でも飲まれているそうです。

「シェルバット」はこんな飲み物

「シェルバット」はトルコで今も愛されている飲み物の1つです。

かつてこの言葉は氷で冷やした飲み物を意味していたとか。
それが現代にも残り、デザートとされているようです。

特にトルコでは現代でも氷菓の一種として飲まれているスイーツとなっています。

「シェルバット」は格式高い飲み物?

「シェルバット」は現地では宝石のように綺麗な色をした甘く冷たい飲み物を言います。

実際にはちみつやフルーツだけでなくスパイスやフラワーなどで飾るところから、豪華な飲み物とされているのだとか。
その見た目から現地では格式高い飲み物とされた歴史もあるそうです。

特にオスマン帝国時代によく飲まれたスイーツだったとか。
中でも「シェルバット」は特別な時に振る舞われる飲み物だったと言われています。

当時は皇帝に男児が生まれると「シェルバット」が振る舞われました。
また、産後3日目には帝国の大宰相にも「シェルベット」が贈られたとされています。

それらの風習から「シェルバット=格式高いもの」となりました。
ちなみに、当時の「シェルバット」は金や銀やクリスタルでできた器に注がれ、お祝いに訪れた人にも振舞われていたとか。

ラマダンの時期に愛飲される飲み物とも

現地では今でも「シェルバット」が飲まれています。
中でもラマダンなど特別な日に飲む風習があるとか。

ラマダンとは約1ヶ月断食するイスラム教徒の行事です。
そのラマダンの期間中、太陽が出ている間は何も口にしてはいけません。

そのため、敬虔なイスラム教徒の方にとっては過酷な期間となります。
しかし、そんなラマダンに一服を与えてくれるのが「シェルバット」となります。

そうした意味でも現地に根付いている文化の1つと言えるかもしれません。

まとめ

「シャーベット」は果汁を凍らせたスイーツの1つです。
日本ではデザートとして食べることも多々あります。

そんな「シャーベット」は古代から存在した冷たい飲み物によって生まれた氷菓とされています。
昔は王族などが飲むほど高貴なものだったのだとか。

みなさんも「シャーベット」をいただく機会があれば、そんな歴史についても思い浮かべてみてはいかがでしょうか。

提供元・FUNDO

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