ボウリングでは、ストライクを3回連続で出すことを「ターキー」といいます。
では、4回連続だったり2回連続の時というのは、別称が用意されていないものなのでしょうか。
そこでここでは、「ターキー」の意味や由来、他の連続ストライクについて解説します。
「ターキー」とは?

そもそも「ターキー」とはどのような意味があるのでしょうか。
ボウリングの場合
ボウリングでは、3回連続でストライクを取ることを「ターキー」と呼びます。
ボウリングの得点の仕組みは少し特殊で、ピンを倒した数が加算されていくだけではありません。
1ゲームが10フレームに分かれており、毎フレームごとに倒した本数によってスコアが決まっていきまう。
その際、スペアやストライクを取ったかどうかでもスコアが変動します。
スペアは次のフレームの「1投」で、倒したピンの本数に10を足したものがスコアとなります。
そして、ストライクは次のフレームの「2投」で倒したピンの本数に10を足したものがスコアとなります。
つまりターキーの場合は、最初のストライクの得点が30(10+10+10)となるのです!
3連続だけ「ターキー」
ボウリングでは、3連続のストライクだけを「ターキー」と呼びます。
以下は連続でストライクを出した時の別称です。
・1ストライク:シングル
・2ストライク:ダブル
・3ストライク:ターキー
・4ストライク:フォース
・5ストライク:フィフス
これら数字以外の呼び方も存在していて、近年はターキー以外の呼び方も定着しつつあるのだとか。
それらの呼称についての説明は後述します。
3連続ストライクがなぜターキー?

では、3連続ストライクをなぜ「ターキー」と呼ぶようになったのでしょうか。
その由来に関しては諸説あります。
ここからは代表的な説をいくつかご紹介します。
ボウリング場のサービス説
一番有力とされる説が、ボウリング場のサービス説です。
ストライクを3連続というのは、なかなか出るものではありません。
そこで、快挙を成し遂げた人への景品ということで七面鳥つまり”Turkey(ターキー)”をプレゼントすることがあったとされています。
これが定着したことで、七面鳥自体は渡さないものの3連続ストライクをターキーと呼ぶ習慣だけが残った、これが由来とされる説の一つとなっています。
インディアン由来説
かつてインディアンが1本の矢で3羽の七面鳥を射止めたことから、3連続ストライクをターキーと呼ぶようになったという説もあります。
ストライクのマーク由来説
ストライクのマークが3つ並ぶと七面鳥が羽を広げたように見えます。
そこから、3連続ストライクをターキーと呼ぶようになったという説もあります。