わかりにくい!ヤード・ポンド法の単位

1インチは何cmのこと?TVのサイズ表示にも使われている長さの単位「インチ」とは!?
(画像=『FUNDO』より 引用)

ヤード・ポンド法は、アメリカを中心に現在も使われている単位です。
国際単位としてはメートル法が浸透していますが、アメリカの他にもミャンマーやリベリアなどでは使われています。

ただし、近年ではメートル法への移行が進められており、日本では計量法によって「取引または証明」などへの使用が禁止されています。

ヤード(yard)

ヤード・ポンド法で長さをあらわす単位の1つ「ヤード」。
その長さをメートル法に換算すると1ヤード=91.44cmとなります。

ヤードの由来

ヤードは、古代ギリシャなどの単位であったキュビットの2倍のダブルキュビットが由来となっています。
他にも起源とされる説がいくつかあり、アングロサクソン人のウエスト周りのサイズをヤードとした説や、ヘンリー1世の鼻先から親指までの距離をヤードとした説などがあります。

ちなみにyardにはもともと「まっすぐな枝や細長い棒」という意味があり、それが転じて長さをあらわす言葉になったといわれています。

フィート(feet)

1フィートは1インチの12倍の長さをあらわす単位で、メートル法に換算すると30.48cmとなります。

フィートの由来

フィートは、足の先から踵までを指す身体尺が由来とされています。
ちなみにフィートは複数形であり、単数形になるとフット(foot)となります。
足を意味する単語ですね。

俗説

フィートの由来について、イングランドなどでは中世のイングランド王「ヘンリー1世」の足の長さから来ているという俗説があります。

しかし、実際に現代のイギリス人成人男性の平均的な足の長さは約9.4インチとなっており、ほとんどの人が12インチ未満だそうです。
このことから、ヘンリー1世が靴を着用した状態での計測だった可能性が高いとされています。

身体尺とされるフィートの長さが、一般男性の足より長くなっているのは靴を履いた状態の長さが起源・・・なのもしれません。

まとめ

インチという単位は、メートル法とは異なる基準から生まれました。
その長さは、1インチで約2.54cmとされます。
これは、足の先から踵までを指す身体尺の1フィートを12等分した長さとなっています。

提供元・FUNDO

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