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日本の歴史を学ぶ日本館
2階「日本人と自然」「生き物たちの日本列島」
日本の歴史を学ぶ日本館
入館は日本館の地下1階。
こちらの建物は1931年に建てられ、2008年に国の重要文化財に指定されました。
ルネサンス様式の建築で、海外旅行にでも来たかの様なドーム型の天井がある吹き抜けはとても素敵です。
1階の企画展示室で「日本の哺乳類学の軌跡」
研究に使われた動物の剥製がたくさん展示されています。
この時は報道の前だったため、なんで骨や剥製がショーケースで積み上がっているんだろうとゾッとしながらも疑問に思っていましたが、翌日の報道で驚き!
おそらく保存に困っている物であろう動物の資料が展示物の下に積み重なっていました。
そういう事情があったんですね、複雑な気持ちです。
貴重な資料となる動物があちこちに。。
以前はいた科博専属の研究員さんは、現在1人もいないとのこと。。驚きです。
2階「日本人と自然」「生き物たちの日本列島」
ここは私の好きなエリア。
古代日本人の骨から学ぶ生活の変化、恐竜まで子どもと楽しめて勉強にもなります。
中でも実物のミイラや骨の展示コーナーは必見。最初に見た時はかなり衝撃的でしたが、昔の情景を想像しながらじっくり拝見。
ただ驚くのではなく勉強しようと母、一生懸命娘に説明。。伝わったのかは別ですが。。笑
この人猿みたいな顔~、裸だよ~?、こんな物食べてる~と娘なりに色々発見していました。
こちらでおもしろいのが港川人→近世人までの移り変わりが展示してあるのですが、現代人のスペースはなぜか空。
なんと。。。このスペースに入って自分達を撮影するんです!それが「現代人」という面白い展示方法なんです!
行ったときにぜひ撮影してみてくださいね!
何度も撮影してとおもしろがってなかなか出てきませんでした。
優しい顔をした名犬ハチ公の剥製にも会えます。
ハチの気持ちや情景を想像してこちらも見入ってしまう。。
ヒグマの剥製は迫力あり!
★このフロアは小学生以上のお子様と行くのをおすすめします。
3階「日本列島の生い立ち」「日本列島の素顔」
こちらには生き物の標本や恐竜の骨、化石などがあります。
期間限定の「日本に落下した隕石」も見られました。
恐竜の骨には子どもたち、大興奮。
そして隅の方でふと目に止まったこちら。
なんと以前の記事で紹介し花巻のホテルで見た「鹿(しし)踊り」が展示してありました。
この模型を発見し娘たちと大喜び!!
日本の自然に対する意識の伝統文化としての紹介でした。
あの時はただ踊りに感動していましたが、改めて由来を知ることができ嬉しかったです。また見たいな~。