以前も肥後ジャーナルでご紹介した、熊本市中央区水前寺にある「めし処 味道園」。
ボリューム満点なのにリーズナブルな定食が魅力で、学生さんやサラリーマンで連日満席になる人気店です。
こちらのお店が最近、ランチタイムのみ、とんこつラーメンを提供し始めたとの情報をキャッチ!
定食屋さんが突然ラーメンを出すというこの不思議さ…
いったいなぜなのか?そしてそれは美味しいのか…?
現地に行って調査してきました!
目次
ほんとだ!ラーメンのお店になってる…!
味道園のラーメンを食べてみた
ほんとだ!ラーメンのお店になってる…!
果たして本当にラーメンのお店になっているのか…?
平日のランチタイムが落ち着いた頃、JR水前寺駅すぐそばの「めし処 味道園」に行ってみました。
看板には特製とんこつラーメンの写真と、「お昼はこれだけのメニューになります。定食類は夜だけです」の文字。
確かにこれは、「ラーメン処 味道園」と言っても過言ではない雰囲気…。
店内に入って、メニューを見てみました。
うんっ!これはラーメン屋さんのメニュー!
赤マー油ラーメン、黒マー油ラーメン、とんこつラーメン、チャーシューメンの4種のラーメンに、半チャーハンセットとからあげセット。
確かにこれは、確実にラーメン屋化しています!
味道園のラーメンを食べてみた
どんな味なのか、早速食べてみることに…。
にんにく大好きな私は、迷わず黒マー油ラーメンの半チャーハンセットを頼んでみました。
運ばれてきたのはこちら!
やばい…!
そんなに期待してなかったけど、これ普通に美味しそう!!
ラーメンの上には、真っ黒な黒マー油がたっぷり。
早速スープを一口すすってみると…
くぅーーーっ!これこれ!!
これを待ってました!このガツンとくる焦がしにんにくの香り…!
とんこつスープと黒マー油が絶妙に絡み合い、素晴らしい美味しさ…!
「もう何十年もラーメン屋さんをされてるんですよね?」と聞きたくなるほどの本格的な味にびっくり!
特製とんこつスープは、豚の頭、げんこつ、枝骨をたたき割り、鶏ガラと合わせて圧力鍋で3~4時間煮込んでいるという超本格スープ。かえしに使っている塩は、ヒマラヤ岩塩や天日塩など4種類をブレンドしているという、こだわりの塩です。
麺の方は細麺で、ストレートでもないし、ちぢれ麺でもないし…
「このちょっとちぢれた麺、なんていうんでしょうか?」と尋ねてみると、「ちょいちぢれ麺です」とのご回答。
確かに、文字通りのちょいちぢれ麺。
するするっとのど越しよく口に入っていくのに、しっかりスープも絡む麺で、個人的にストライクな麺です。
ゆで卵もいい感じの半熟具合で、そのほかのトッピングはきくらげや海苔やネギ…と熊本ラーメンらしい具材です。
そしてまた、チャーシューがびっくりするほど柔らかい!
大きなチャーシューですが、ほろっと口の中でほどけるような食感で、これまた好きなタイプのチャーシュー!
半チャーハンもしっかりボリュームがあり、そこはさすが味道園です。
ラーメン、チャーハン、ラーメン、チャーハンと、食が進む進む…
定食屋さんが出すラーメン、まさかの想像を超えたクオリティーでした!