auでんきと東京電力の料金比較シミュレーション
2023年8月現在のauでんきと東京電力の料金比較のシミュレーションを行ってみました。
1人暮らしの場合
auでんき (190kWh利用) | 東京電力 (190kWh利用) | |
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基本料金(30A) | 885.72円 | 885.72円 |
従量料金 | 6,952.1円 | 6,954円 |
8月分燃料費調整額 | -799.9円 | -799.9円 |
再生可能エネルギー 発電促進賦課金 | 266円 | 266円 |
政府負担額 | -1,330円 | -1,330円 |
Pontaポイントの還元 | -35円 | ― |
合計(税込) | 5,938.92円 | 5,975.82円 |
2人暮らしの場合
auでんき (270kWh利用) | 東京電力 (270kWh利用) | |
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基本料金(30A) | 885.72円 | 885.72円 |
従量料金 | 9,879.3円 | 9,882円 |
8月分燃料費調整額 | ‐1,136.7円 | ‐1,136.7円 |
再生可能エネルギー 発電促進賦課金 | 378円 | 378円 |
政府負担額 | -1,890円 | -1,890円 |
Pontaポイントの還元 | ‐97円 | ― |
合計(税込) | 8,019.32円 | 8,119.02円 |
それぞれ、auでんきと東京電力を比較すると電気料金にほとんど差がないことが分かります。2023年5月にPontaポイントの還元率が改定されたことで、以前よりもポイント還元率も低くなりました。電気料金は、契約の電力会社などにより大きく異なるため、シミュレーションはあくまで参考までとしてください。
auでんきの料金プラン:選び方のポイント
前述の通り、「ecoプラン」を除けばauの基本的な電気料金プランは「でんきMプラン」と「でんきLプラン」の2つ。多くの一般家庭で利用されている東京電力の「従量電灯B」に相当するauでんきの料金プランは「でんきMプラン」なので、基本的には「でんきMプラン」がおすすめです。
しかし、auでんきではオール電化向けのプランや、深夜割引などは提供していません。これまで深夜に多く電気を使い、かつオール電化家庭に暮らしている場合、東京電力から切り替えると割高になってしまうことがあるため注意が必要。
auでんきに切り替える場合は、「東電ガス for au」のようなガスとのセット割を検討するとよいでしょう。
auでんきはこのような人におすすめ!
auでんきは、以下のような人におすすめです。
・アプリから電気使用量や料金を簡単に確認したい人
・電気料金の変動が少なく、安定した料金プランを希望する人
・auユーザーで、電気代の支払いでPontaポイントを貯めたい人
・「ガス for au」やUQモバイルとのセット割引でさらにお得になりたい人
auでんきのメリット・デメリットを総ざらい
auでんきのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
メリット①:ポイント還元が大きい!
auでんきの最大のメリットは、電気代の支払いでPontaポイントを貯められること。Pontaポイントは、ローソンやHMVなどの提携店舗で1ポイント=1円で使えます。
参考元:au公式サイト
メリット②:auガスとのセット割引がある!
ガス for auは、都市ガスやプロパンガスの料金プランを提供するサービス。「auでんき」と「ガス for au」をセットで申し込むと、さらにお得になります。
(画像引用元: 東電ガス for au公式サイト)
メリット③:UQモバイルの割引がある!
auでんきのもう一つのメリットに、UQモバイルの割引があります。KDDIが提供する格安スマホ・格安SIMサービスの「UQ mobile」と「auでんき」をセットで利用した場合、「自宅セット割」という特典が受けられます。
特典は、以下のような内容です。
(画像引用元:UQモバイル公式サイト)
メリット④:オリジナルアプリが使いやすくて便利
auでんきでは、契約者なら誰でも無料で利用できる便利なオリジナルアプリがあります。
参考元:auでんき公式サイト
このアプリは、以下のようなサポート機能があります。
・電気使用量や料金を毎日確認できる
・電気使用量や料金の推移や比較をグラフでチェックできる
・電気使用量や料金の目標設定や節電アドバイスが受けられる
・電気代の支払い方法や請求書の確認ができる
アプリは、Android、iPhoneともにスマートフォンやタブレットなどの端末にダウンロード可能。電気使用量や料金を簡単に確認したり、節電に役立つ情報のチェックもできます。
デメリット①:電気料金自体が安くなるわけではない
auでんきに切り替えても、電気料金自体が安くなるわけではありません。auでんきの基本的な料金プランは、「でんきMプラン」と「でんきLプラン」の2種類ですが、従量料金はもともと契約していた電力会社と同じであるため、auでんきに切り替えたとしても「安くなるわけではない」のです。
切り替えで、auの請求との一本化やPontaポイントの還元という特典が受けられますが、これに魅力を感じない場合は、電気会社の切り替えにメリットを感じられないかもしれません。
デメリット②:電気使用量が少ないとお得度が低い
auでんきのデメリットの一つは、電気使用量が少ないとお得度が低いことです。auでんきでは、電気代の支払いでPontaポイントが貯まりますが、還元率は電気使用量に比例します。つまり、電気使用量が少ないとPontaポイントの付与は少なく、還元率自体も下がるということです。そのため、電気使用量が少ない人は、auでんきのメリットを十分に享受できない可能性があります。
デメリット③:プランの選択肢が少ない
前述の通り、auでんきの電気プランの選択肢は少ないです。オール電化への対応がなく、深夜割引なども存在しない点はやはり大きなデメリットと言えるでしょう。オール電化の場合は、切り替えによって逆に電気代が高くなるケースもあります。
auでんきへの申し込み方法:スムーズな切り替え手続きのポイント
auでんきに申し込む方法をご紹介します。他社からスムーズに乗り換えるには、Webでの申し込みをおすすめします。
Webでの申し込み手順
auでんきの申し込みは、スマホやPCから簡単にできます。
auでんきの解約方法と東京電力に戻す方法:解約金は発生しない
「auでんき」から他社へ切り替えたい場合は、切り替え先で手続きすればOKす。解約金もなく、特に必要な手続きはありません。なお、引っ越しなどの都合で切り替えではなく「解約」を希望する場合は、下記にお問合せください。
KDDIお客さまセンターのフリーコール:0120‐925‐881