日本時間9月8日、サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)の2023年夏の移籍市場が終了した。多くの大物選手の同リーグクラブへの加入が決まり、大きな注目を集めている。
現時点で2023/24シーズン第5節まで行われているサウジ・プロフェッショナルリーグ。ここでは全18クラブ中、今夏に大物選手らを迎えた、または既に大物選手らが在籍する6クラブをまとめ、昨今の成績を紹介していく。
アル・ナスル
注目の在籍選手(前所属先)
- GKダビド・オスピナ(ナポリ)2022-
- MFタリスカ(広州恒大)2021-
- FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)2022-
新加入選手(前所属先)
- DFアレックス・ニコラオ・テレス(マンチェスター・ユナイテッド)
- DFアイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ)
- MFマルセロ・ブロゾヴィッチ(インテル)
- MFセコ・フォファナ(ランス)
- MFオタビオ(ポルト)
- FWサディオ・マネ(バイエルン・ミュンヘン)
昨2022/23シーズン、リーグ最多63ゴールを決めるも、1位と勝ち点5差の2位でシーズンを終えたアル・ナスル。途中加入したスター選手、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、16試合に出場して14ゴールを決めた。
今2023/24シーズンは、現時点でリーグトップタイの15ゴールを記録して6位に位置。攻撃を牽引するのは、得点、アシスト数ともにランキングトップのC・ロナウド(6ゴール、4アシスト)と、それに次ぐ得点数2位タイのセネガル代表FWサディオ・マネ(5ゴール)だ。9月18日から本大会が始まるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では、プレーオフから出場を決めてグループE(西地区)に組まれている。
アル・イテハド
新加入選手(前所属先)
- DFルイス・フェリペ(レアル・ベティス)
- MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)
- MFファビーニョ(リバプール)
- FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
- FWジョタ(セルティック)
昨2022/23シーズン、アル・イテハドはリーグ最少13失点で見事にリーグ優勝を果たした。得点数もリーグ2位の60ゴールを記録し、攻守において素晴らしい結果を残している。
今2023/24シーズンは、現時点リーグトップタイの15ゴール、リーグで2番目に少ない失点数である4を記録して3位に位置。フランス代表MFエンゴロ・カンテと、ブラジル代表MFファビーニョという世界屈指の守備的MF(DMF)を擁し、2022年のバロンドールを獲得したフランス代表FWカリム・ベンゼマがチームを牽引する。ACLでは、グループC(西地区)に組まれている。