道の駅の特徴

道の駅のある小浜市は福井県南西部に位置。若狭湾に面しており、断崖美や奇岩、洞門が続く蘇洞門(そとも)は景勝地として知られている。また小浜市には古くから塩や海産物を都に運んだ鯖街道があり、日本遺産に登録されている歴史のある町だ。

『道の駅 若狭おばま』は、小浜市の海エリアと里エリアの中間ほどに位置。舞鶴若狭自動車道の小浜IC降りてすぐ、県道24号沿いにある。道の駅は2023年6月にリニューアルオープン。物販コーナーが広くなり小浜市の特産品が今までよりさらに充実。「鯖街道ワンダーランド」をコンセプトに、楽しめるスポットとなった。


物販コーナーには、小鯛の笹漬け、醤油干しの魚の干物、焼き鯖寿司などの特産品、プリン、どら焼き、ボトルでっち羊羹などなどの道の駅オリジナル商品などがズラリと並ぶ。特に鯖缶は種類豊富で、その数約30種類と圧倒的な品揃え。鯖缶や梅干のコーナーには、自分に合った商品がわかるチャート表が掲示されるなど、楽しみながら買い物ができる。


売り場中央に吊されている笠と背負い籠は自由に着て買い物ができ、鯖街道の行商人になりきることができる。ちなみに、行商人の格好で買い物をすると「へしこ飴」をプレゼントしてもらえるサービスも!さらに店内には、鯖キャッチャーも用意。チャレンジしてみては?!

さらにリニューアル後大きく変わったのが、特産の若狭塗り箸のコーナーができたこと。若狭塗り箸の製造工程などの展示があり、多彩な塗り箸を展示販売し、見ているだけでも楽しめる。駐車場の看板の隣には大きな若狭塗り箸のモニュメントもあるので注目だ。

テイクアウトコーナーでは、軽食やソフトクリーム、ドリンク類を販売。イチオシは鯖の醤油漬けの竜田揚げ、6種類の野菜などがふんだんに詰まったピタパンサンド。ほかにも若狭産完熟梅を使ったメニューなどを味わえる。
食事は、隣接するレストランで。地元の海の幸、里山の幸を90%以上使用したメニューを定食で食べられる。ご飯はかまどでの羽釜鍋炊き。小浜の味覚を堪能できる。
道の駅までは舞鶴若狭自動車道を利用すればアクセスは抜群。近くにはワインディングと三方五湖や日本海の景色を楽しめる絶景ロードの「三方五湖レインボーライン」もあり、絶好のツーリングルートとなっている。道の駅では買い物やオリジナルグルメを楽しめ、ツーリングの休憩にオススメの立ち寄りスポット。遊び心も満載で、まさに鯖街道のワンダーランドだ。