2022年末にAPIA社から満を持して発売されたFoojin’RS。実売価格も40,000円前後とコストを抑えた価格設定という事もあり、大きな話題となりました。9機種のうちの1機種を筆者も購入したので、今回はその使用感を紹介します。その実力はいかに!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・須藤雄飛)
予約が殺到した「Foojin’RS」
筆者は「APIA Foojin’RS」を何とか発売日にゲットしました。2022年の夏に予約を開始していたので、APIA社のホームページから予約をしておきました。
ちなみに筆者が注文したのは105MHのベルーガです。秋ぐらいにも追加の予約受付がありましたが、本当にすぐに売り切れてしまいましたね。発送まで多少遅れがあったものの、12月中の年内に届いたと記憶しています。
追加予約受付中
機種にもよりますが、発売から半年以上たった今も追加予約を受け付けているようです。APIAホームページでメールアドレスを登録すると入荷情報のメールを受け取れます。予約がなかなかできなかった人もこれを機に、是非登録しておきましょう。
フラッグシップモデルと同じ素材
「APIA Foojin’RS」はTORAYCAという第3世代のカーボン繊維を使用しています。T1100GとM40Xという素材を練り合わせたブランクスは高弾性で強度が高いです。正直ちょっと難しい話ですが、とにかくいい素材ということです。
実はこの第3世代カーボンは2021年にリニューアルして発売された、Foojin’Zで初めて採用された素材なのです。Foojin’ZというとAPIAのフラッグシップモデルのロッドです。そのロッドと同じ材料を使っているのに、実売価格が40,000円前後という事もあり予約が殺到したわけですね。
キャスト感が素晴らしい
実はロッドの解説文に、60%の力で最大級の飛距離が出ると書いてありました。仕様前はさすがに「そんなわけないでしょ」と思っていましたが、本当にそういうレベルでルアーが飛んでいきました。
軽く感じる
筆者が購入した105MHタイプは重量も190gあるので、サーフロッドとして使用するのであれば普通レベルだと思います。それなのになぜか軽く感じるし、本当に10.5フィートあるのかと驚くほどの操作性なんですよね。楽に投げて楽に持っていられるバランスの良さは、サーフでの釣りの大きな武器になりそうです。