対策2:家族カードを使う

家族カードを使うのも手段のひとつだ。家族カードとは、カード会員の家族が使うために発行される追加カードの一種である。

利用金額の引き落としはカード会員の口座から行われるため、カード会員の利用状況に問題がなければ追加してもらえることがほとんどだろう。

対策3:審査に通りやすいと言われるクレジットカードを検討する

ブラックリストに載っていたとしても、現在の支払能力に問題がないと判断されれば発行できる可能性のあるクレジットカードもあると言われている。そこで自分に合ったクレジットカードを検討してほしい。

会社にバレてもクビになることはほとんどない

最後に、重要なことを伝えておく。万が一、何らかの理由で勤務先にブラックリストに載っていることがバレたとしても、それを理由にクビになることはほとんどない。

従業員の私生活上の問題である以上、それを理由にした解雇は不当解雇になる可能性が高いためだ。対策を講じるのは重要だが、まずはブラックリストの件で何か言われたとしても堂々としているのをおすすめする。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日商簿記検定1級、貸金業務取扱主任者(試験合格)