トップ1:鹿島アントラーズ

8月の成績:3勝1敗・勝ち点9・得失点差+5・総得点7

8月の月間成績が最も良かったのは、4試合で勝ち点9を獲得した鹿島アントラーズ(現時点6位)となった。唯一敗れた名古屋グランパス戦も含めて、すべての試合で相手よりもシュート数が多く、枠内シュート数も同数以上。4試合で2得点2アシストのMF樋口雄太、2得点1アシストのFW鈴木優磨を筆頭とする攻撃陣の活躍もさることながら、GK早川友基、DF植田直通らを中心とした堅守も光り4試合で2失点とした。

湘南ベルマーレ 写真:Getty Images

ワースト5:湘南ベルマーレ

8月の成績:1勝1分2敗・勝ち点4・得失点差-1

残留争い真っ只中、現時点最下位の湘南ベルマーレ。第22節サンフレッチェ広島戦で勝利を挙げたものの、その後は1分2敗。FW大橋祐紀が4試合で3得点1アシストと気を吐き、6月にコルトレイク(ベルギー1部)から復帰したMF田中聡がスタメン出場を続けているものの、チームとしては苦しい時期が続く。


アルビレックス新潟 写真:Getty Images

ワースト4:アルビレックス新潟

8月の成績:1勝1分2敗・勝ち点4・得失点差-2

現時点15位のアルビレックス新潟。第23節湘南ベルマーレ戦は土壇場で追い付き、第24節ではアビスパ福岡に勝利したものの、名古屋グランパス、鹿島アントラーズと上位陣との対戦では敗れた。ザスパクサツ群馬から加わったFW長倉幹樹の動きが良く、早期に数字を残したいところだ。


サガン鳥栖 写真:Getty Images

ワースト3:サガン鳥栖

8月の成績:2分2敗・勝ち点2・得失点差-2

現時点13位のサガン鳥栖。第22節アビスパ福岡との九州ダービーに惜しくも敗れ、第25節ガンバ大阪戦ではリードして迎えた後半51分に痛恨の失点。紙一重の試合はしながらも、第20節以来白星から遠ざかっている。ハイパフォーマンスを続けるGK朴一圭の存在があっても失点が止まらない状況は気がかりだ。


北海道コンサドーレ札幌 GK大谷幸輝 写真:Getty Images

ワースト2:北海道コンサドーレ札幌

8月の成績:2分2敗・勝ち点2・得失点差-6

得点も失点も多い傾向にある北海道コンサドーレ札幌(現時点12位)。8月はその傾向が悪い方向に出てしまった。第22節鹿島アントラーズ戦、第24節京都サンガ戦ともに0-3の敗戦。第25節川崎フロンターレ戦では前半で2点をリードするも、後半退場者を出し追い付かれた。1トップで出場する選手が定まれば、多少なりとも安定感は出そうだが。


川崎フロンターレ 写真:Getty Images