「シミュレーションなんかしなくても、海水は流れていくんだから濃縮しない」と突っ込まれると、魚の体内で生体濃縮されるという。
貴殿は有機結合トリチウムを見逃している。生体内でトリチウム水のままなら短時間(4日以内)で代謝されて生体濃縮の機会がないが、それを構成するトリチウム原子が有機物(蛋白や脂肪や核酸)と結合すると生体内に長く留まる間に(大部分は生物半減期40日で一部は1年)捕食されて生体濃縮されうる。… AawRv5Pp
— 宮台真司 (@miyadai) September 1, 2023
トリチウムのごく一部は有機物の中の水素原子と入れ替わって有機結合トリチウムになりますが、それも化学的には水と同じなので濃縮されず、魚が代謝して排出します。
またハーバービジネスか、と呆れながら我慢して読んだ。「植物を介して食物連鎖にOBTがとり込まれ、生体内で固定する」と有るんだけど、矢張り、濃縮されるとは書いてない。「生体内に取り込まれる」と「食物連鎖」という言葉に反応して「濃縮!」と思っちゃったんだろうな。騙され易い方だ。 QDAL5Cml
— Nagata Harunori/永田晴紀 (@nagataharunori) September 1, 2023
魚の体内に取り込まれて蓄積する有機水銀とは違い、トリチウム水は水なので、海水以上の濃度に濃縮されることはありえない。高校で習う浸透圧の原理です。
【#トリチウム は体内に残っても、結局 #排出 される】って、自分で言ってるやん♪そういうのは #蓄積 や #濃縮 って言わないのよ。ま、#濃度 や #濃縮率 に関する【#数量の概念 が無い人】だったら、#デマ を信じるのも無理は無いけどね♪【#リテラシー 無い人】として、永久に #嘲笑 されなさい。 XVvNLAfK
— 秋ゑびす (@yamashita99) September 1, 2023
生体濃縮については、東電も復興庁も調査ずみです。理科の勉強になりますね。
復興庁FAQ頁からトリチウムは大部分が水の状態で存在、体内で蓄積濃縮されないことを確認。 トリチウム水として体内に入った場合は新陳代謝により10日程度、たんぱく質など有機物に結合した有機結合型トリチウムが体内に入った場合でも多くは40日程度で半分が排出され、最終的には全てが排出(下へ) L23j3pOFvJ pic.twitter.com/1UZaNh6r0J
— Nakajima (@shi122geometry) September 2, 2023
実は東電去年から処理水で魚を飼育していました。放出後の生態系への影響の調査ですね。その結果わかったのは、魚の体内のトリチウム濃度は海水 以上にはならない(生体濃縮 はしない)、トリチウム濃度の低い海水に移すと体内のトリチウムも それに合わせて減る、です。⬇️CLf2tsnY6O pic.twitter.com/0rD9fGQa4e
— 公(広島市を護る会) (@kou_mamorukai) August 27, 2023
宮台さんは数百人からツッコミを受け、最後は反論もできず逃亡。
宮台真司先生が「トリチウム生物濃縮説」を嬉々として語り始めるレベルにまで落ちぶれることで、オウムの時代にメディアにチヤホヤされた社会学者もこの程度の知能しか持ち合わせず、詭弁の才能しかないと証明している件を取り上げろといわれましたが、余りに哀しい現実に取り上げません。 pic.twitter.com/8V9oZUkhcS
— 丹羽薫(ニワカちゃんの憂鬱) (@NIWA_KAORU) September 1, 2023
宮台真司先生が、「烏賀陽弘道さんや原口一博議員・ちだい」氏と並んで「ALPS処理水の海洋放出に反対する勢力の急先鋒」に名乗りを上げてしまう PiAuzbHoqS #Togetter @togetter_jpから
— 池田信夫 (@ikedanob) September 1, 2023
高校の理科も知らず、それを指摘されると相手をゴミ呼ばわりし、理解してない英語の論文を引用してドヤ顔するのが、社会学界の流儀なんでしょうか。これではますます「文系の学部はいらない」といわれてしまいます。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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