夏は様々な魚の活性が高くなる時期。しかし今年は全国的に記録的な猛暑日の高い時間帯での釣りは体力が奪われて辛いですよね。そこで厳しい日差しを避け、夕まずめから夜にかけての釣りを私はよく行います。また陽が落ちると夜行性のフィッシュイーターの活性が高くなるので、ルアーでの釣りにはうってつけ。今回は、そんな時間帯の2時間弱の間に、珍客を含めた5種類の魚が釣れた釣行の模様をお伝えします。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
ライトゲームは対象魚が豊富
ライトゲームは軽いロッドとリールそれにルアーケース類、フィッシュグリップ程度の軽装備で行えるルアーゲームです。私は狙える魚が多いワームが中心のスタイルなので、ほとんど数回のリグ、ワームの交換しか行わない「ずぼらな釣り」。
これが面倒くさがりの私に非常に合っています(笑)。しかしこの釣り方で釣れる魚の種類は非常に多く、魚好きの私の心を刺激するのです。ヒットした時「今度は何の魚だ?」というドキドキと、ヒットした時の手応えで大物だと分かった瞬間の緊張がたまらなく好きなのです。
ファーストヒットはハオコゼ
釣行日は8月上旬、中潮で上げ潮の満潮が午後7時36分、釣り開始が午後6時10分からでした。
タックルはロッドが7.1ftのメバリングロッド、リールがシマノの2500番、ラインはPE0.4号、リーダーがフロロの7LBです。それにアジング用の1.2gのジグヘッドに1inchのワームをセット。
障害物周りを表層からボトムまで探りますが、明確なバイトはありません。そんなことをしながらランガンしていると「こつっ!」と小さなバイトがありました。釣り上げるとハオコゼ。ちょっとがっかりです。
私は魚好きなので基本的にどんな魚でも釣れれば嬉しいのですが、この魚は印象があまり良くありません。それはこの魚が背鰭に毒を持つ毒魚だからではありません。この魚が釣れた日は、あまり良い釣果の記憶がないのです。
嫌な予感を背負いながらその後また釣りを続けると、今度も小さなアタリが。釣り上げるとクロホシイシモチでした。どうやら今回はフィッシュイーター等の活性はそれほど高くはないようです。「今日は小物の日だな……。」とこの時点で私は思っていました。