ahamoと「eximo」(旧:ギガホ/ギガホ プレミア)の違い一覧
それではahamoと新料金プランのeximoを比較していきましょう。eximoは従来の「ギガホ」「ギガホプレミア」に相当する上位プランです。
両者の違いを一覧表にして、比較しました。段階制の料金プランであるeximoよりも、ahamoの方が料金プランとしてはシンプルでわかりやすくなっています。ただし、ahamoは基本的にオンライン専用プランである一方、eximoはドコモショップでの手続きが可能で、全体的により手厚くスマホ初心者の人でも安心して使える料金プランになっています。
ahamoとeximoの主な違いは以下の通りです。
プラン名 | ahamo | eximo |
料金体形 | 定額制 | 段階制 |
基本料金 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円(大盛りオプション追加時) |
~1GB:4,565円 1GB~3GB:5,665円 3GB~無制限:7,315円 |
みんなドコモ割 | 対象外 | 2回線:550円割引 3回線以上:1,100円割引 |
ドコモ光セット割/home 5G セット割 | 対象外 | 1,100円割引 |
dカードお支払割 | 対象外 | 187円 |
国内通話料 | 1回5分以内無料 5分超過後は30秒22円 |
30秒22円 |
家族間通話 ※同一ファミリー割引グループ内 |
1回5分以内無料 5分超過後は30秒22円 |
無料 |
SMS通信料(国内) | 送信:1回3~33円~ 受信:無料 |
送信:1回3.3円~ 受信:無料 |
回線 | 4G・5G | 4G・5G |
ドコモメール | 対象外 ※取得済みのドコモメールを利用する場合は、「ドコモメール持ち運び」加入必要(月額330円) |
無料 |
店頭サポート | 対象外 ※Web手続きのサポートは有償(3,300円)で対応可能 |
一部を除き無料 |
事務手数料 | Web:無料 店頭:取り扱いなし ※「ahamo WEBお申込みサポート」利用で店頭からWEBで申し込み可能(3,300円) |
Web:無料 店頭:有料(3,850円) |
※価格はすべて税込価格です。
ahamoと「irumo」の違い一覧
irumoはデータ通信量が少ない人向けのプランであり、データ通信量が0.5GBであれば550円で利用できる低価格が特徴です。使用するギガ数が3GBまでであればahamoよりお得です。 一方で、6GB程度であればahamoと差は無く、9GB以上であればahamoより割高になります。
ahamoとirumoの主な違いは以下の通りです。
プラン名 | ahamo | irumo |
料金体形 | 定額制 | 定額制 |
基本料金 | 20GB:2,970円 100GB:4,950円(大盛りオプション追加時) |
0.5GB:550円 3GB:2,167円 6GB:2,827円 9GB:3,377円 |
みんなドコモ割 | 対象外 | 0.5GB:対象外 3GB以上:カウントのみ |
ドコモ光セット割/home 5Gセット割 | 対象外 | 0.5GB:対象外 3GB以上:1,100円割引/月 |
dカードお支払割 | 対象外 | 0.5GB:対象外 3GB以上:187円割引/月 |
国内通話料 | 1回5分以内無料 5分超過後は30秒22円 |
30秒22円 |
家族間通話 ※同一ファミリー割引グループ内通話への発信 |
1回5分以内無料 5分超過後は30秒22円 |
30秒22円 |
SMS通信料(国内) | 送信:1回3~33円受信:無料 | 送信:1回3.3円~ 受信:無料 |
回線 | 4G・5G | 0.5GB:4G 3GB以上:4G・5G |
ドコモメール | 対象外 ※取得済みのドコモメールを利用する場合は、「ドコモメール持ち運び」加入必要(月額330円) |
対象外 ※取得済みのドコモメールを利用する場合は、「ドコモメール持ち運び」加入必要(月額330円) |
店頭サポート | 対象外 ※Web手続きのサポートは有料(3,300円)で対応可能 |
一部を除き無料 |
事務手数料 | Web:無料 店頭:取り扱いなし ※「ahamo WEBお申込みサポート」利用で店頭からWEBで申し込み可能(3,300円) |
Web:無料 店頭:有料(3,850円) |
※価格はすべて税込価格です。
結局ドコモの新料金プランはどれを選べばいいの?
結局ドコモの料金プランはどれを選べばいいのでしょうか。プランそれぞれのおすすめの人を解説します。
eximoがおすすめの人
eximoはデータ通信量が無制限であることに魅力を感じる人、ドコモショップで手続きなどのサポートを対面で受けたい人におすすめです。また、家族にドコモユーザーがいれば「みんなドコモ割」が適用され、さらにドコモ光やdカード利用者であれば各種割引も利くのでお得に利用できます。
irumoがおすすめの人
自宅ではWi-Fiを利用しておりほとんどデータ通信量が要らない人や、データ通信はほぼ利用しておらず電話としての利用がメインの人など、通信量が9GB以下と少なく、料金を抑えたい人にirumoはおすすめです。基本料金そのままだと他社の格安スマホの方が安くなるケースが多いですが、0.5GBプラン以外であれば、ドコモ光やdカード利用による割引も適用になり、格安スマホと遜色ない価格で通信品質の高いドコモを利用できます。
ahamoがおすすめの人
データ通信量が20~100GBまでの人で、ドコモ光やdカードを利用しておらずシンプルな料金プランを求める人、オンラインでの手続きにストレスを感じない人におすすめです。国内通話5分無料も付いているため、「家族や友人との通話は通話アプリで、キャリアの電話は仕事やお店の予約などで数分しか利用しない」人は特に料金が安くなる可能性が高いです。
ahamo(アハモ)へ乗り換えるデメリット
この記事をお読みの方の中には、他の格安SIMやキャリアからahamoへの乗り換えを検討している方もいるかもしれません。そこでahamoへ乗り換えるデメリットもご紹介します。
キャリアメールが付与されない:eximoはキャリアメールを利用可能
ahamoではキャリアメール(@docomo.ne.jp)の利用がプランに含まれていません。ドコモでキャリアメールを使っていて引き続き使用したい場合は、キャリアメールの持ち運びサービスを別途申込む必要があります。「ドコモメール持ち運び」は月額330円(税込)です。
なおeximoはプランにキャリアメールが含まれており、無料で利用可能です。また、irumoもahamoと同様にキャリアメールがプランに含まれておらず、今までドコモメールを利用していた人は「ドコモメール持ち運び」に申し込むことによって、有料で利用可能です。
かけ放題(「国内通話料金5分無料」サービス)を外せない
ドコモ時代に通話機能を使っておらず、ahamoでも通話する予定はないとしても、ahamoでは、「国内通話料金5分無料」サービスを外すことができません。「不要なオプションを外しその分安くする」ということは不可です。
なお、+1,100円(税込み)のかけ放題オプションは一度つけたあとも外すことが可能です。
サポートは基本チャットのみ
ahamoでは、基本的にサポートは専用チャットのみ。電話でのサポートは行っておらず、ドコモショップ店頭でのサポートは有償です。たとえば「ahamo WEBお手続きサポート」は1回3,300円(税込)です。
家族割が適用されない
ahamoでは、家族割の「みんなドコモ割」が適用されません。そのため、家族がドコモ回線を使っていて、割引を利用している場合、あらかじめ周囲に説明をしておく必要があります。
なお、家族間通話無料についても、ahamo契約回線からの発信は1回5分を超えると無料になりませんが、eximoなどを契約中の同一「ファミリー割引」グループ回線からのahamo契約回線への発信については無料となります。
ドコモ光セット割が対象外
ahamoでは、ドコモ光セット割やドコモ光テレビオプションセット割などのサービスも適用されません。ただし、ahamo回線を、ドコモ光のペア回線に設定した場合、同じファミリー割引グループに属するahamo以外の回線に対してはドコモ光セット割引が適用されます。
まとめ
今回はahamoを中心にドコモの新料金プランeximoとirumoを比較しました。
繰り返しになりますが、ドコモの料金プランから自分に合ったプランを見つけるには、月額使用データ通信量、国内通話5分無料にメリットを感じるか、ドコモショップ店頭でのサポートの要否、そして各種割引の適用の有無が重要な要素になってきます。ぜひ本記事を参考に、ご自身にぴったりの料金プランを見つけてくださいね。
文・ オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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