銀行ATMならカードの差し込み方法は共通だが、マイナ保険証の読み取り機は、マイナンバーカードを縦にかざしたり、横にかざしたり、差し込んだりまちまち。これでは混乱する。 読み取り機は各医療機関がばらばらに各社から購入しているので、今のような状況になっている。厚生労働省が統一仕様を決める必要がある。 マイナ保険証の利便を実現するには、まずは電子処方箋から手を付けるべきではないか。マイナ保険証で本人確認すれば、紙の処方箋を持参する必要がなくなるということで、マイナ保険証の利便が国民に伝わっていくからだ。
一言でいえば、国民目線で施策を立て直すこと。それができなければ、いつまでも問題は解決しそうにない。そのためにも、政府の意思決定の在り方に関する次の意見は参考になるだろう。
詳しく理解できていない総理大臣・大臣等と次官・局長等で対策を決めていくことが間違いである。一番わかっている人が、課長補佐でも構わないので、官邸と議論して決めるべきだ。他国ではすでにそのようになっている。連続セミナー第2回は「エストニアに学ぶ」。9月28日木曜日午後7時から、牟田 学さん(日本・エストニア/EUデジタルソサエティ推進協議会理事)に講演をお願いする。ぜひご参加ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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