第8位:ヨドコウ桜スタジアム(24,481人)

大阪府大阪市/セレッソ大阪

野球場以外では日本初の全面人工芝の球技専用スタジアムとして1987年にオープンしたヨドコウ桜スタジアム。のちに、第一期から第三期まで複数回にわたって大規模改修が実施された珍しいスタジアムであり、2021年6月に現在の形となった。2014年には、日本女子代表VSニュージーランド女子代表(2-1)による初の国際Aマッチが開催された。2023年3月には男子サッカーの国際Aマッチ、日本代表VSコロンビア代表(1-2)が行われた。


東大阪市花園ラグビー場 写真:Getty Images

第7位:東大阪市花園ラグビー場(25,861人)

大阪府東大阪市/FC大阪

東大阪市花園ラグビー場は、その名の通りもともとは1929年に開場した日本初のラグビー専用スタジアム。2018年、ラグビーW杯2019に向けた大規模な改修工事が実施され、2023年にJFL(日本フットボールリーグ)からJ3リーグに昇格したFC大阪のホームスタジアムとしても使用されている。駅からも徒歩圏内であり、試合時の観戦環境においてはJリーグ参入1年目にしてすでにJ3屈指といえるだろう。

ノエビアスタジアム神戸 写真:Getty Images

第6位:ノエビアスタジアム神戸(28,996人)

兵庫県神戸市/ヴィッセル神戸

1970年に神戸市立中央球技場としてオープンしたノエビアスタジアム神戸。2002年の日韓W杯開催に合わせて改築された開閉式の屋根が特徴だ。W杯での規格を満たすため、仮設席を含めて42,000人規模となり、ブラジル代表VSベルギー代表など3試合が開催された。大会後は仮設席を撤去して現在の収容人数に変更。時折、国際親善試合など日本代表が出場する試合が開催されている。


札幌ドーム 写真:Getty Images

第5位:札幌ドーム(38,794人)

北海道札幌市/北海道コンサドーレ札幌

2002年の日韓W杯開催に合わせて建設された札幌ドーム。サッカーやラグビーだけでなく野球の開催が可能な珍しいドーム型スタジアムだ。空気圧で浮かせて屋内に移動させる「ホヴァリングサッカーステージ」と呼ばれる可動式天然芝サッカーフィールドを世界で初めて導入しており、普段は屋外に設置することで天然芝の育成を行っている。野球場でもあるためフェンスは高いが、スタンドとピッチの距離は比較的近く、観戦の環境は整えられている。


茨城県立カシマサッカースタジアム 写真:Getty Images