自宅にいながら、普段利用しているスーパーの商品を購入し、自宅へ届けてもらえる「ネットスーパー」。便利なサービスですが、一体どれくらいの人がその存在を知り、利用しているのでしょうか?
LINE株式会社が運営するリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、全国の10~50代の女性1045名を対象に、「ネットスーパー」に関する現状の認知率や利用経験、今後の流行予想などについて調査を実施しました。その結果を見ていきましょう。
女性全体での認知率は9割以上! 前回調査を上回る
まずは、「ネットスーパー」の現状と認知度について調査。「知っているし利用している」との回答は、10~20代が8%、30~50代が14%、女性全体では13%でした。
また、この結果に「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」という回答を含めた利用経験率は、10~20代が17%、30~50代が28%、女性全体では25%という結果に。
さらに「知っているが利用したことはない」という回答を含めた認知率も見てみると、10~20代が86%、30~50代が95%、女性全体では93%と、どの年代でも広く知られていることがわかりました。
これら結果は、前回2021年4月に行われた調査の女性全体の認知率91%を2ポイント上回っており、現在利用率、利用経験率も同様に、前回調査と比較すると、わずかに上回っているようです。すでに、かなりの認知率ではあるものの、利用経験者や現在の利用者の割合はまだそこまで高くない印象。今後、徐々に浸透していくのかもしれません。
流行体感は6人に1人、1年後には3人に1人が利用していると予想
次に、「ネットスーパー」を利用している人が、身の回りにどのくらいいると思うかという流行体感を調査。100人中どのくらいの人が利用していそうか、という数値を算出してみると、女性全体のスコアは18.0で、およそ6人に1人が利用しているというイメージをもたれているという結果に。
こちらも30~50代の方が高いスコアとなっており、いずれの年代も前回調査よりポイントが増加しています。認知率の増加とともに、「ネットスーパー」をより身近に感じるシーンが増えているのかもしれません。
さらに「1年後に自分の周りでどのくらいの人が利用していると思うか」、その流行予想について調査すると、女性全体の流行予想スコアは36.1という結果で、およそ3人に1人が“利用していそう”というイメージであることがわかりました。こちらも、前回と比較して全体的に増加傾向に。
ここで回答者のコメントを見てみると、「便利で、情報の普及により広く知れ渡れば使う人も増えると思うから」という声があがっており、一方で「自分で商品を見て購入したい」「近くにスーパーがあるから使う必要がない」といった声も寄せられていました。品物を自ら手にとって購入することを重要視している人もいるようです。