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富田林の魅力5. 楠妣庵観音寺
富田林の魅力6. 大平和祈念塔

富田林の魅力5. 楠妣庵観音寺

【大阪】南東にある富田林の見どころを紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

富田林市の最も南側に楠妣庵(なんぴあん)観音寺があります。これは南北朝時代にこの地域で活躍した楠木正成の妻久子夫人が建てたとされる庵を大正時代に再現したものです。

【大阪】南東にある富田林の見どころを紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

久子夫人は正成の子、正行(まさつら)を四条畷の戦いで亡くした後、この場所に観音堂を建てて一族の菩提を弔いました。久子の死後は観音寺として江戸時代まで続きましたが、明治時代にいったん廃寺となります。

しかし、大正時代に加藤陳之助という篤志家が現れ、土地を購入し草案を再建、 さらに本堂も再建されました。

【大阪】南東にある富田林の見どころを紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

楠妣庵観音寺は四季を通じて静かなひと時が過ごせる場所ですが、秋の紅葉がとくに有名です。また楠妣庵観音寺のある位置から道路を隔てた反対側には、戦前から戦後にかけて祀られていた楠母神社の跡地があり、現在は史跡として整備されています。

富田林の魅力6. 大平和祈念塔

【大阪】南東にある富田林の見どころを紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

富田林にとって外せないのがPL教団です。元々の本部は東大阪市や静岡市清水区にありましたが、昭和28年に2代教祖が富田林を聖地と定めてから富田林の西側にある羽曳野丘陵で関連施設ができていきました。その中でも象徴的なのが大平和祈念塔(通称:PLの塔)です。

【大阪】南東にある富田林の見どころを紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

PLの塔は、現在2階までは一般に公開されており、教団の関係者の立ち合いの元、内部見学ができます。また昭和38年から教祖祭の花火「PL花火芸術」は夏の風物詩で、市外からも多くの見物忍がいましたが、コロナ禍で中止になって以降行なわれておらず、令和5年の今年も中止となりました。