海外旅行の中でインドほど1.2位を争うほど刺激的で価値観が変わる国はありません。そして、一度行っただけでは理解できないのもインドの魅力といえるでしょう。

有名な観光地やガイドブックにある有名レストランにいくのもいいけれど、その土地で暮らすように旅をするのもインドならおすすめです。刺激的で楽しいエンタメになること間違いありません。

家庭料理を楽しんだり、地元の人しか行かないマーケットで買い物したり、暮らすように旅をする。どの国よりも刺激的なインドならこれだけでも十分楽しめます。

今回は、インド在住10年目の私が思う「暮らすように旅するインド民泊」をご提案します。

目次
インドは家庭料理が一番おいしい
地元の人が行くマーケットに行こう

インドは家庭料理が一番おいしい

【インド】暮らすように旅しよう!インド旅の新しい楽しみ方
(画像=『たびこふれ』より引用)

10年住んだからこそ力説できるのは「インド料理は家庭料理が一番おいしい」です。インド人はおいしいのが大好き。その証拠に人が入っていて賑わっているレストランは必ずおいしいし、手ごろな値段で食べられます。これを知った時まるで関西人のようだと親近感を覚えてしまいました。

そんな食にこだわるインド人が一番好きな料理は、「おふくろの味」です。これは日本と一緒ですね。電車に乗る時もお弁当を持参します。外食文化は本当にここ数年のできごとなのです。

もちろん、観光地では、観光客向けのレストランがあります。しかし、コスパや効率を考えられて作るのでレストランの食事は食べ続けると胃にもたれやすく、消化が弱い人はおなかが緩くなることも。

でも、インドの家庭料理はぜんぜん違います。

【インド】暮らすように旅しよう!インド旅の新しい楽しみ方
(画像=『たびこふれ』より引用)

お味噌汁が地方によって味がちがうように、ダール(豆のカレー)もさまざまです。あっさりとしていていくらでもおかわりできてしまう食事ばかりです。

もし、あなたが何度かインドを訪れているなら、次のお泊りはホテルではなく民泊で家庭料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

もちろん初心者の方も、コツさえつかめば有名な観光地より普段のインドの生活を垣間見れるいいチャンスです。

地元の人が行くマーケットに行こう

【インド】暮らすように旅しよう!インド旅の新しい楽しみ方
(画像=『たびこふれ』より引用)

インドの人が毎日の食事を買いに行くマーケットで普段どんなものを食べているのかわかります。

大都市では綺麗で値段のついている高級ショッピングモールもありますが、こうしたところは現金がほとんど。もしくはオンライン決済が使えるところもあります。八百屋さんがオンライン決済できるのはIT大国インドならではです。

旬の野菜や肉や魚が売っているマーケットはいつも活気があって、お店の人も稼ぎ時。こうしたマーケットは1ついくらではなく量り売りです。

ヒンディー語で、1kgを「ワンケージー」、500gを「アダキロ」、といいます。もちろん1kg(ワンキログラム)もジェスチャーつきで通じますが、ここはインド人になりきって話してみましょう。

こういうところに紛れていると、まるで自分がインドに住んでいるかのように思えてきます。

【インド】暮らすように旅しよう!インド旅の新しい楽しみ方
(画像=『たびこふれ』より引用)

青空マーケット(路面店ではなく、現金のみの出店スタイルのお店)での買い物はお店の人と話すのがコツです。「どっからきたの?」「何が欲しいの?」「いくらなら買う?」など、簡単な現地の言葉を覚えていくと、普段の生活なのにめちゃくちゃ楽しくなりますよ。

スパイスも量り売りしています。何に使うのか聞いてみたり、これは何ですか(イエ、キャーヘー:ヒンディー語)などどんどん話かけてください。

インド旅で知らない誰かに話しかけられるのは基本的に怪しんだ方がいいのですが、こうしたマーケットではどんどん自分から話かけてみてください。もちろん英語でも日本語でもかまいません。そして値段交渉がかなわなければ、買わなくてもいいです。

ポイントはお互いの交流を楽しむことです。安くするそのやり取りを通して人の良さを感じながら、気持ちよくお買い物しましょう。