買ってはいけないスマホランキングワースト11選

ここまでに紹介した基準や項目に沿って、筆者が基本的に無作為に選出した11個の端末のランク付けを行いました。前述の通り、項目ごとの重みづけや採点はChatGPTが行っており、その最終的な集計は筆者が行いました。

減点方式でランク付けした「買ってはいけないスマホランキング」のワースト11は、以下の通りの順位となりました。

ワースト1位:iPhone 7 (Score: -25)

ワースト1位となったのは、意外にも根強い人気を誇るAppleの「iPhone7」でした。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
iPhone 7は2016年9月に発売され、発売からすでに7年が経過。人気のiPhoneシリーズですが、画面サイズが4.7インチと小さく、CPUも最新のiPhone 14がA15 Bionicを搭載しているのに対し、iPhone 7はA10 Fusionとかなり古いものを搭載しているため、このような結果に。日進月歩でスマホが進化していく中、やはり発売日から7年経過したモデルの性能は全体的に高いとは言えません。最新iOSのアップデート対応機種からも除外されています(画像引用元:Apple公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト2位:arrows We F-51B (Score: -23)

ワースト2位は、NTTドコモから発売されているFCNTのAndroidスマホ「arrows We F-51B」でした。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
arrows We F-51Bは2021年12月に発売された低価格スマホ。現在もドコモオンラインショップで販売中であり、2023年8月現在の価格は28,600円(税込、一括払いの場合)。コロナ禍で衛生意識が高まる中、丸洗いやアルコール除菌できるスマホとして話題を呼びました。ストレージ容量が64GBしかない点や、カメラ性能が低めである点で大きく減点され、このような結果になりました (画像引用元:ドコモ公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト3位:Redmi 12C (Score: -19)

ワースト3位はXiaomi(シャオミ)の「Redmi 12C」になりました。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
Redmi 12Cは2023年3月に発売されたエントリーモデルスマホ。Xiaomiオンラインストアでの2023年8月現在の価格は4 GB + 128 GBモデルで23,800円(税込)。低価格帯のエントリーモデルながら、6.71インチのHD+ ディスプレイや5,000mAhの大容量バッテリーが魅力。ただし、充電ポートのタイプがMicro USB端子と他のスマホとの互換性が低い点がマイナスに。またCPUチップとして採用されている「MediaTek Helio G85」の性能があまり高くないことから今年発売の端末ながらワースト3位にランクインすることになりました (画像引用元:Xiaomi公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト4位(同率):AQUOS sense6 (Score: -17)

同率でワースト4位にランクインした端末は3種類。そのうちのひとつがシャープの「AQUOS sense6」です。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
AQUOS sense6は2021年11月に発売された5G対応のミドルレンジスマホ。シャープECサイトでの2023年8月現在の価格は、128GB SIMフリーモデルで41,800円(税込)。シャープ独自技術と容量4,570mAhバッテリーとの相乗効果で1週間電池が持つスマホとして人気です。ただし、搭載OSがAndroid11と古いことや、ストレージ容量が64GBまたは128GBのモデルしかない点が減点に繋がりました (画像引用元:シャープ公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト4位(同率):Galaxy A22 (Score: -17)

同率でワースト4位にランクインした端末は3種類。そのうちのひとつがSamsung(サムスン)の「Galaxy A22」です。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
Galaxy A22は2021年12月に発売されたエントリーモデルスマホです。低価格帯スマホながら5G対応で、スマホ初心者にうれしい「かんたんガイドブック」が購入時にもらえるなどサポートが充実。ところがAQUOS sense6と同様に、搭載OSがAndroid11と古いことや、ストレージ容量が64GBと低容量のモデルしかない点が減点されました。アウトカメラが広角レンズひとつしかないところも残念です (画像引用元:Samsung公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト4位(同率):AQUOS wish (Score: -17)

同率でワースト4位にランクインした端末は3種類。そのうちのひとつがシャープの「AQUOS wish」です。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
AQUOS wishは2022年1月に発売されたエントリーモデルスマホです。シャープECサイトでの2023年8月現在の価格は、SIMフリーモデルで33,000円(税込)。「シンプルで飾らないスマホ」をコンセプトに、自然由来のカラーバリエーションや防水・防塵・耐衝撃に対応し、長く使い続けられるよう設計されています。この機種も搭載OSがAndroid11と古いことや、ストレージ容量が64GBと低容量のモデルしかない点で減点され同率ワースト4位に。バッテリー容量が3,730mAhと、最近のスマホにしては少ない点も物足りないところです (画像引用元:シャープ公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト5位:BALMUDA Phone (Score: -15)

ワースト5位は、デザイン性に優れたトースターや扇風機で有名な家電メーカーのBALMUDA(バルミューダ)が発売した「BALMUDA Phone」でした。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
BALMUDA Phoneは、2021年11月に発売されたコンセプチュアルなデザインスマートフォンです。デザイン家電メーカー初のスマホ端末ということで話題を呼びました。画面サイズが4.9インチとかなり小さい点や、搭載OSがAndroid11と古いことが減点に繋がりました。なお、BALMUDAはすでに携帯端末事業からの撤退を表明しており、サポートの継続は行うとアナウンスしているものの、今後の先行きは不透明であることもマイナスでしょう (画像引用元:BALMUDA公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト6位:aiwa phone B-2 (Score: -10)

ワースト6位はaiwaの「aiwa phone B-2」となりました。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
aiwa phone B-2は、aiwaデジタルブランドを保有するJENESIS株式会社から2023年5月に発売されました。ラバー塗装された本体は指紋が付きにくく、基本的な機能を備えたエントリーモデルです。aiwaデジタルダイレクトでの2023年8月現在の価格は、19,800円 (税込)。ストレージ容量が32GBモデルのみという低容量である 点で減点されましたが、それ以外の減点項目はなし。SDカードで容量を増やせるとはいえ、32GBはストレージ容量が小さすぎますし、もっさりとしたデザインも少し気になります (画像引用元:aiwa公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト7位:iPhone 13 mini (Score: -8)

ワースト7位はAppleの「iPhone 13 mini」でした。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
iPhone 13 mini は2021年9月に発売されました。iPhone 13シリーズはカメラ機能が向上し、シネマティックモードなどの搭載が始まったシリーズでもあります。画面サイズが5.4インチと小さい点でマイナスされましたがそれ以外に減点はなく、iPhoneであれば大きいサイズのMaxや無印のモデルも存在することから、あえて小さいサイズを購入したい方には特に減点する要素がないとも言えます (画像引用元:Apple公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト8位(同率)OPPO Reno5 A (Score: 0)

同率でワースト8位にランクインした端末は2種類で、どちらもOPPO(オッポ)が販売する端末でした。そのうちのひとつが「OPPO Reno5 A 」です。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
OPPO Reno5 A は2021年6月に発売されたミドルレンジスマホです。5Gやおサイフケータイにも対応したコストパフォーマンスに優れた端末です。多くの格安SIM会社で販売され手に入れやすい点も魅力のひとつでしたが、販売終了している会社も多くなっています。スマホの背面に指紋認証があり、使いづらく感じる人もいるかもしれません。とはいえ上述した採点基準では減点ゼロ、今回ご紹介したスマホ11機種の中では同率ベスト1に輝きました (画像引用元:OPPO公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

ワースト8位(同率)OPPO A77 (Score: 0)

同率でワースト8位にランクインしたもうひとつのOPPOの製品が「OPPO A77」です。

買ってはいけないスマホランキング11選!容量/サイズなど別に減点方式でランク付けしてみた
OPPO A77は2022年10月に発売されたエントリーモデルスマホです。低価格モデルながら5,000mAhの大容量バッテリーを搭載、アウトカメラの画素数も5,000万画素と高くなっています。こちらの機種も採点基準に照らすと減点ゼロで、今回ご紹介したスマホ11機種の中では同率ベスト1となりました。ただし、CPUの性能がそう高いとは言えないのでその点は注意しましょう (画像引用元:OPPO公式サイト)(画像=『オトナライフ』より 引用)

買ってはいけないスマホランキングワースト11選の採点一覧

ここまでご紹介してきた「 買ってはいけないスマホランキングワースト11」のChatGPT による採点の一覧表は以下の通り。ChatGPTによる採点のやり方や基準については、記事の前半部で解説しているためここでは一覧表のみ紹介いたします。

製品名 ストレージ容量減点 画面サイズ減点 OSの新しさ減点 カメラの画素数減点 CPUの性能減点 充電ポートのタイプ減点 Score
iPhone 7 10 8 7 0 0 0 -25
arrows We F-51B 10 0 7 6 0 0 -23
Redmi 12C 10 0 0 0 5 4 -19
AQUOS sense6 10 0 7 0 0 0 -17
Galaxy A22 10 0 7 0 0 0 -17
AQUOS wish 10 0 7 0 0 0 -17
BALMUDA Phone 0 8 7 0 0 0 -15
aiwa phone B-2 10 0 0 0 0 0 -10
iPhone 13 mini 0 8 0 0 0 0 -8
OPPO Reno5 A 0 0 0 0 0 0 0
OPPO A77 0 0 0 0 0 0 0