日本に砂漠はある?

(画像=『FUNDO』より 引用)
日本には砂漠と呼ばれる場所はありますが、砂漠自体はありません。
なぞかけのようになっていますが、その理由を見ていきましょう。
日本の砂漠とは
東京都大島町、つまり伊豆大島の三原山山麓には「裏砂漠」と「奥山砂漠」と呼ばれる場所があります。
この「裏砂漠」と「奥山砂漠」だけが、国土地理院によって発行されている地図において「砂漠」と明記されている場所になります。
そのため、日本における「砂漠」はこの地にあるといえます。
ただし、この「裏砂漠」と「奥山砂漠」がある伊豆大島は降雨量も多いため、砂漠の定義とされる「年間降雨量が250mm以下」からは外れます。
ですから、砂漠とされる地域ではないという事になります。
そのため、日本には砂漠と呼ばれる場所こそあれど、砂漠自体は存在しないということになるのです。
世界一大きい砂漠、実は意外な場所だった!

(画像=『FUNDO』より 引用)
世界一大きい砂漠は、サハラ砂漠だと言われることが多いです。
しかし、実際の世界最大の砂漠とは意外な光景の広がる場所になります。
世界最大の砂漠は「南極大陸」
世界最大の砂漠とされるのは、実は「南極大陸」だったりします。

(画像=『FUNDO』より 引用)
南極と言えば、凍てつく世界というイメージがあるかもしれませんし、「砂漠=砂地が広がる場所」というイメージもあると思います。
しかし、実際の砂漠の定義は「年間降水量」だけです。
周囲に広がる光景については、特に定義に含まれていません。
そのため、降水量の少ない南極は全域にわたり砂漠の定義に一致するとされることから、南極大陸が世界最大の砂漠とみなされることがあるのです。
とはいえ、実際には南極大陸を砂漠とみなすだなんてことはそうないと思われますが・・・。