道の駅の特徴

道の駅のある燕市は新潟県ほぼ中央部に位置。燕市では金属加工産業が盛んで、燕産の金属洋食器は国内シェアの90%以上を占め、ものづくりの町として全国的に知られている。キャンプ用品で人気のアウトドアメーカー「ユニフレーム」は燕市に本社がある。

『道の駅 国上』は県道2号線沿い、周辺は田んぼに囲まれた田園地域に位置。「自然と遊ぶ」をコンセプトに、2022年に全面リニューアルオープン。広い敷地内に飲食店舗やアウトドア施設などさまざまな施設が設けられ、目的地になる道の駅として生まれ変わった。駐車場は広々としていて、200台以上が駐車可能だ。


メイン施設には、直売所と特産品売り場、食堂が入る。直売所には軽トラが置かれ、荷台には地元産の農産物が並ぶ。特産品売り場では、ランキング形式で商品がディスプレイされており、見て楽しめる店内。日本酒は地酒のほか、新潟県内にある半数以上の酒蔵のワンカップが揃うなど充実の品揃え。さらに、アウトドア用品コーナーが大きく設けられており、バラエティ豊かなキャンプ用品が取り揃えられている。

食堂はフードコート形式で、ご当地グルメ・背脂ラーメンの人気店「燕三条ラーメン潤」、スキレットやシェラカップでキャンプ飯を楽しめる「ピーカンHIGHBALL&BBQ」、そば・うどんを食べられる「国上食堂」の3店のメニューを味わえる。


メイン施設裏は足湯テラスと芝生広場があり、3軒のフードコンテナではジェラートや本格窯焼きピザ、ソーセージなどを販売。木々のある自然豊かな空間で食事を楽しんだり、ゆっくりと寛ぐことができる。

足湯には併設の日帰り温泉施設の源泉を使用。源泉温度が20.8℃の冷鉱泉で、6~9月頃は「ひんやり足湯」として、冷たい足湯に浸かることができる。

日帰り温泉施設「てまりの湯」では天然温泉を楽しめる。泉質は単純硫黄冷鉱泉で、ツーリング時のリフレッシュや疲労回復に最適。内湯、露天風呂、水風呂、サウナを完備し、料金は17時まで500円、17時以降は300円とお手頃価格で利用できる。

2023年6月には、新たにキャンプフィールドが開設。道の駅でキャンプを楽しめるほか、デイキャンプや手ぶらバーベキューなど、アウトドアを楽しめる場所となっている。
新潟市からは約1時間、関越自動車道・三条燕ICからは30分で、寺泊までの中継地点となっている。買い物、食事、温泉、アウトドアを楽しめる道の駅は、ツーリングの目的地に最適のスポットだ。