クラシックを破壊しないで

アニメの監督を務めた故ディビッド・ハンド氏の同名の息子、ディビッド・ハンド氏も、セグラーの発言には、オリジナル作品への敬意が感じられないと非難している。

英紙のインタビューに、多くの若者はアニメを見たことがないため、彼女が何を言っているのか分からないだろうと述べ、「誤解を与える」発言だと指摘。「全く異なるコンセプト」であり、父やウォルト・ディズニーも彼女の言い分に同意しないだろうと述べた。

「哀れな」考え方とする一方で、現在の映画業界における風潮でもあると語っている。

ディズニーは「非常に急進的」になったとし、過去に成功を収めた作品のストーリーや、キャラクターを変え、「新たなWoke作品」を作り出すことは、もはやオリジナルではないと主張。「顔に泥を塗っている」で、「正直、やや侮辱的」だと所感を述べた。

オリジナルを「破壊」されたウォルト・ディズニーと父は「安らかに眠ることができないだろう」と述べ、白雪姫の声優を務めた故アドリアナ・カセロッティも反フェミニスト的だと聞いたら、「恐れおののくだろう」と語っている。

さらにディズニーの幹部に向けても、「クラシック作品を取り上げ、自分たちのイメージを書き換えようとせず、新しいキャラクターを創造すべきだ」「美しい作品を破壊しないで」などとうったえた。