自宅でもトラブルにも注意

PEラインは自宅でも取り扱い要注意である。リールからイトがぽろんと出たまま放置するのはもちろん怖いし、1mくらい切ったのが床に落ちているのもぞっとしない。何が悪いかと言うと、そのようなイト屑を掃除機で吸い取ってしまったときだ。自然に溶けてくれるものでもあるまいし、最悪の場合、掃除機が使い物にならなくなる。筆者もルンバのローラー部分に引っかけて何度も故障寸前までいっている。PE1号が5重に巻きついたらおそらくローラーの方が負けて取れてしまうだろう。

PEラインのゴミや破線は、自宅では確実に処理を。ちなみに捨て方は、私の住まう大阪府では少なくとも一般ゴミを同じ扱いで問題はない。

絡まったらどうする?

PEラインが修復不可能なレベルで絡まった場合には、釣り場でもそれ以外の場所でも切ってしまって、回収できる部分だけ回収して確実にゴミ箱に入れよう。切るためにはラインカッターか、何重にも絡まった場合はライターで焼き切る。

実は本当に怖い【PEラインの強度】「とても強い」が大事故につながる可能性も釣り場での処理には限界も(提供:TSURINEWSライター井上海生)

ただロッドのブランクスに猛烈に巻きついている部分をライターで炙るのは絶対にダメ。縫い針を持ってきてきれいに解してから切るか、どうにもならなければ釣具店に相談してみよう。

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<井上海生/TSURINEWSライター>

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