広告収入の収益性が高いYouTubeチャンネルの特徴/ポイント
広告収入の収益性が高いYouTubeチャンネルの特徴は以下の通り。
・ターゲットが明確
・「8分以上の動画」が中心
・チャンネル登録者数の数と質が高い
ターゲットが明確である
前述したシバターさんの場合、自身のトークや他のYouTuberとのコラボ動画を出しているメインチャンネルよりも、パチンコ・パチスロに絞ったサブチャンネルの方が単価が高いです。
現在、人気YouTuberの多くがサブチャンネルを持っています。メインチャンネルよりも登録者は少なくとも、ジャンルを絞ったサブチャンネルは、むしろメインチャンネルよりも効率的に稼ぐことができるようです。
「8分以上の動画」を中心にする
2023年8月現在、YouTubeのミッドロール広告(動画の途中に流れる広告)を入れる動画の条件は「8分以上」となっています。
つまり、8分未満の動画よりも8分以上の動画の方がより広告収入を得ることが可能。そのため、2023年現在のYouTubeでは8分以上の動画がトレンドとなっています。
チャンネル登録者数の数と質も重要
急激にチャンネル登録者数が伸びたYouTuberは往々にして「登録者数の購入」を疑われます。しかし、実態のないゴースト登録者数は実際の人気にも広告収入に寄与しません。
チャンネル登録者は数だけでなく、質も重要。きちんとしたファンがいることでメンバーシップやスパチャで収益を生むことも可能です。また、自社ブランドを立ち上げて販売したりイベントを開くといった、YouTubeの広告収入以外にも活動の展開も広げることができます。
まとめ | 広告収入以外の収益モデル/販路も広げていくのがトレンド
シバターさんの例からも分かる通り、単純な広告収入よりも企業案件の収益の方が効率的に稼ぐことができる様子。
加えて広告収入一つをとっても、単にチャンネル登録者数が多いよりは「特定の分野に特化しており、なおかつそこそこの登録者がいる」方が広告単価が高いと見られます。
また近年はショート動画がトレンドとは言われるものの、実際には長尺の動画の方が稼げるようです。ショート動画の影響力は良くも悪くも大きく、UUUMはYouTubeショートショックなどの影響で赤字に転落しています。
こうした背景もあり、多くのチャンネル登録者数を抱えていてもその活動をYouTubeだけにとどまらせず、グッズ制作や商品プロデュースなどさまざまなビジネスを展開しているYouTuberが続出しています。つまり、YouTuberがYouTubeの広告収入だけに依存するのはトレンドとして古くなっているようです。
「商品プロデュース」のもっとも記憶に新しい成功例は、HIKAKINさんが手掛けたカップラーメン「みそきん」でしょう。

HIKAKINさんの場合は「カップラーメン」でしたが、アパレル分野に乗り出すYouTuberも多いです。もっとも有名な例には、ヒカルさんが手掛けるReZARDが挙げられます。

今後のYouTuberは、YouTubeで集客を行ったあと、改めて立ち上げたサービスや製品に誘導していく形が主流になっていくのではないでしょうか。
※サムネイル画像(Image:Antika_zaa / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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