目次
「係る」の読みは「かかわる」とは限らない!
 ・「係る」のもう一つの読み
 ・「係る」の意味
「かかる」は同訓異字語が多いので注意!
 ・掛かる
 ・架かる
 ・罹る
 ・懸る
まとめ

「係る」の読みは「かかわる」とは限らない!

「関わる」と「係る」、共に「かかわる」と読むこの言葉の違いは?意味は異なる?どう使い分ける?
(画像=『FUNDO』より引用)

係るという表記は、「かかる」と読まれることもあります。
ここからは「係る」についてより詳しく見ていきましょう。

「係る」のもう一つの読み

関わるは「かかわる」としか読むことができません。
しかし、係るは「かかる」とも読むことができます。

そして、読みが変わることで意味合いに変化も生じます。

「係る」の意味

かかるは、関わるといった意味の他に、このようなということも指します。
古めかしい言い回しですが、「係る所業」という表現は、このようなふるまいという事になります。

「かかる」は同訓異字語が多いので注意!

「かかる」という読みは、同訓異字語が多くあります。
ここでは、どのような同訓異字語があるかを見ていきましょう。

掛かる

「掛かる」は、何かにぶら下がる、もしくはぶら下げることをあらわします。
一般に「かかる」という場合には、この「掛かる」を広く用いられます。

他にも作用が及ぶことや負担を要すること、始動することなどの意味でも使用されます。

架かる

「架かる」は、橋など長い物を一方から他方へ渡すことを指します。
虹なども対象となるなど、長いものが両岸もしくは両側に渡ることをあらわした言葉です。

罹る

「罹る」は、病気になることを指す表現です。
「病む」や「患う」などの言葉で言い換えられます。

多くの場合は体調不良で寝込むことをあらわす表現です。

懸る

「懸る」は、高いところに位置することを指します。
また、ある物事によって結果が左右することをあらわします。

「この案件の達成は君に懸っている」といった使い方をされます。

まとめ

「かかわる」の漢字表記の「関わる」「係る」。
これらは意味こそ似たようなもので関連・関係をあらわしますが、常用漢字なのか常用外漢字なのかで変わってきます。
多くの場合は「関わる」を使いますので、困った際は「関わる」と表記しておけば問題ありません。

今でこそ、「関わる」が常用漢字「係る」は常用外漢字とされていますが、かつてはどちらも常用外だったため、古い公文書などを呼んでいたら、「かかわる」と表記されているのを見つけることができるかもしれませんね。

提供元・FUNDO

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