借入れがあった金融機関は利用できない可能性あり
自己破産をしたときに借り入れていた金融機関では、5～10年経過してもクレジットカードを作れない可能性がある。なぜなら自己破産の情報がその金融機関の社内データとして残るからだ。
これは「社内ブラック」ともいわれているが、社内ブラックに登録されている顧客は信用性が低いと判断され、自己破産からの年月にかかわらずクレジットカードの発行やローン契約を認めないケースが多い。
デビットカードなら自己破産後でも作れる
自己破産後であっても利用できるのがデビットカードだ。デビットカードは預金残高内で利用できる即時払いのカードである。
お金を借り入れるわけではないため、申込時の与信審査がなく信用情報を確認されない。そのため、事故情報を登録されている人でもデビットカードなら作成できる。
計画的に借り入れて期日をしっかり守る
信用情報は一度傷がつくと回復するのに時間がかかる。あとあと後悔しないためにも計画的に借り入れて支払い期日をしっかりと守るようにしよう。
文・馬場正裕（ファイナンシャル・プランナー）
高校教師・学習塾・予備校の講師を経て、現在は金融・保険などのマネー系Webライターとして活動中。主に、金融メディア、SDGsメディア、教育メディアに出稿している。
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