協会けんぽが直面しているのは、加入者のマイナンバーがわからないので、必死に四情報で紐づけを進めているが40万人分残っているという問題だ。四情報では完全な紐づけできないのだから、解決するには加入者がマイナンバーを提供するしかない。

個人情報保護法ではマイナンバーは保護すべき個人識別符号の一種として扱われている。マイナンバーを秘密扱いする、この制度自体に問題があるのかもしれない。

先進国水準のデジタル行政・生活を達成するために、マイナンバーを積極的に、かつ、正しく利用する社会に変革していく必要がある。

情報通信政策フォーラム(ICPF)ではこの問題について、8月24日にセミナーを開催する。ご参加ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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