各メーカーの最新フラッグシップモデルの車
トヨタ クラウン

あくまで大衆向け自動車メーカーであるトヨタを象徴するのは、新車価格2,000万円以上のショーファードリブンであるセンチュリーではなく、1955年に登場した初代から実用性を備えた高級車として製作されているクラウンといえるでしょう。
2022年7月に登場した現行16代目クラウンには複数のバリエーションが用意され、その第1弾として登場したのはセダンとSUVを融合させたクラウン クロスオーバーです。フラッグシップの大本命といえる新型クラウン セダンが登場するまではクラウン クロスオーバーをフラッグシップモデルに据えるのが妥当といえます。
日産 アリア

長年フラッグシップとして君臨し続けたシーマやフーガが生産修了した現在、日産のフラッグシップモデルはボディサイズの繰り上がりでスカイラインになるのが妥当といえるでしょう。
しかし、電動パワートレイン開発にも注力してきた今の日産を象徴するフラッグシップモデルはクロスオーバーEVのアリアが相応です。
2020年7月に発表されたアリアのボディサイズは全長4,595×全幅1,850×全高1,665mm。やや小柄ではあるものの、車全体の上質感とモータードライブによる静粛性は、日産のフラッグシップモデルとして十二分に高いレベルにあります。
ホンダ シビック

ホンダ レジェンドやNSXに加え、アコードまでが国内での販売を修了した現在のホンダのフラッグシップモデルを強いて挙げるとすればシビックになります。
フラッグシップの是非はともかく、ホンダの象徴という意味では最長寿モデルであるシビックおよびシビック タイプRがホンダブランドをもっとも体現しているモデルであるのは疑いようがありません。
2022年11月に北米でフルモデルチェンジした11代目アコードが日本へ導入されれば、アコードがそのままフラッグシップセダンの座に収まることになるでしょう。
三菱 アウトランダー(PHEV)

1990年代の三菱は、ギャランやデボネア、ディアマンテなどの大型セダンをフラッグシップモデルに据えていましたが、現在は5〜7人乗りのミドルサイズSUVであるアウトランダーが三菱のフラッグシップモデルに該当します。
アウトランダーは、2021年と2022年連続でPHEV国内販売台数No.1の座を獲得しており、プラグインハイブリッド市場を牽引してきたモデルです。2021年12月にフルモデルチェンジし3代目となったアウトランダーはPHEVモデルのみに1本化され、現在の三菱オフロードスポーツとPHEVの両方のイメージリーダーとなっています。
スバル レガシィ アウトバック

4WDの礎を築いたスバル レオーネを承継するレガシィが長年続くスバルのフラッグシップモデルです。ただし日本では、セダンが6代目を最後に販売されていないため、クロスオーバーSUVのレガシィ アウトバックが現スバルのフラッグシップを担っています。
6代目以降のレガシィは大型化によりフラッグシップモデルとしての風格もアップ。レガシィは、初代から水平対向エンジンとシンメトリカルAWDでスバルのラインナップを強力に牽引してきたモデルであり、「先代から受け継がれるもの」を意味する車名がそれを物語ります。
マツダ MAZDA6

豊富なSUVのラインナップに隠れがちではあるものの、アッパーミドルセダンのMAZDA6が正真正銘マツダのフラッグシップモデルです。
フラッグシップセダンの座は1993年に登場したユーノス 800(マツダ ミレーニア)の生産修了以降、ミドルサイズセダンのアテンザへと引き継がれ、2019年7月からMAZDA6と車名を変えて現在も販売されています。
2022年12月のマイナーチェンジで、2.5Lガソリンターボモデルやマニュアルトランスミッションが廃止となってしまったものの、走行性能の向上や運転支援機能、快適装備などのアップデートはフラッグシップモデルらしく、しっかりと行われています。
スズキ エスクード

ミドルセダンであるスズキ キザシが2015年10月に生産修了してからは、コンパクトSUVであるエスクードが事実上のフラッグシップを担っています。
現行型エスクードのボディサイズは全長4,175×全幅1,775×全高1,610mm。ボディサイズではミニバンのスズキ ランディの方が大きいものの、他社のOEMであるためスズキの象徴とは呼ぶのはためらわれます。
国内小型車市場での高い知名度はもとより、インドでの業績も好調なスズキを象徴する車は、逆輸入車であるエスクードが現状もっとも相応しいといえるでしょう。
ダイハツ ロッキー

車格で決めるならダイハツのフラッグシップモデルは、トヨタ カムリのOEMであるダイハツ アルティスになりますが、軽自動車のトップシェアを誇るダイハツの象徴にもっとも相応しい車はダイハツ タントです。しかし、軽自動車のタントではフラッグシップモデルとしての権威性に欠けるといわざるをえません。
そのため、ダイハツのフラッグシップモデルはロッキーを据えるべきでしょう。ロッキーはトヨタとの共同開発車両とはいえ、その主導はダイハツです。軽自動車づくりのノウハウを活かし、全長4m以下、全幅1.7m以下のサイズに留めながら大人5人がしっかり乗れるロッキーの優れたパッケージングは、ダイハツの省スペース技術の賜物といえます。
レクサス LS

LSは、名実ともにレクサスのフラッグシップモデルであり、同時にハイエンドモデルと呼んでも差し支えない性能と上質感が与えられています。その代わり、メルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズなど欧州メーカーのフラッグシップセダンへの対抗馬として、車両価格も1,000万円以上と非常に高額です。
2017年10月に登場した5代目は、旧来のV8からV6エンジンへ変更されたものの動力性能は十分。全長5,235×全幅1,900×全高1,450の堂々たるボディサイズや、金沢プラチナ箔や京都西陣による日本の伝統芸能を取り入れた内装など、その一切が妥協なく仕上げられています。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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