父親への感謝をあらわす記念日となる「父の日」。
この記念日は毎年定められた日ではありません。
では、「父の日」はいつあるのか、その理由について解説します。
「父の日」はいつある?

特定の日付に設けられているわけではない「父の日」。
ここでは、「いつあるのか」そして「2030年までの父の日となる日付」について見ていきましょう。
6月第3日曜日にある「父の日」
「父の日」があるのは、6月の第3日曜日となります。
母の日が5月の第2日曜日なのでまるまる1ヶ月違いではなく、1ヶ月と1週間違いということになります。
2030年までの「父の日」をチェック!
では、「父の日」となる6月の第3日曜日の日付を2030年分まで見ていきましょう。
・2023年:6月18日
・2024年:6月16日
・2025年:6月15日
・2026年:6月21日
・2027年:6月20日
・2028年:6月18日
・2029年:6月17日
・2030年:6月16日
ちなみに、ここでチェックした「父の日」はあくまでも日本における「父の日」の日付です。
世界では、「父の日」が異なる日に行われる国もありますよ。
「父の日」の由来

6月の第3日曜日の記念日となる「父の日」。
なぜこの日に執り行うようになったのか、その由来について見ていきましょう。
「父の日」の成り立ち
「父の日」は、アメリカで始まった記念日です。
1909年、ワシントン州に住むソヌラ・ドッドという女性が「母親が亡くなった後もシングルファーザーとして自分たち6人の子供を育て上げたこと」に感謝をあらわすために亡き父の誕生月となる6月に礼拝を行ってもらいました。
翌1910年には、ワシントン州スポケーンで初めての「父の日」の祝典が執り行われました。
「父の日」という文化はその後アメリカ全土へと広まり、第36代大統領リンドン・ジョンソンが1966年に「父の日」を称える大統領告示を発すると1972年にはアメリカの正式な記念日として制定されました。
「母の日」に影響を受けて生まれた父の日
1910年に最初に行われた「父の日」の祝典は、「母の日」があったから行われたものです。
最初の「母の日」の行事が行われたのは1908年5月10日のこと。
ソヌラ・ドッドが父親のために礼拝をあげた年の前年です。
すでに自分の耳に入るほど大きな行事となっていた「母の日」に対して、ソヌラ・ドッドは「父親に対して感謝を伝える日がないのはおかしい」と考えたんだとか。
そこで「父親への感謝を伝える」機会をくれるように教会に嘆願して「父の日」の祝典を推し進めたとされています。