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エンジンからボディ、サスペンションまで改良して5ドアハッチバックに大きく変身
インプレッサから独立しWRX S4/WRX STIを設定
エンジンからボディ、サスペンションまで改良して5ドアハッチバックに大きく変身
3代目(GE系)は、2007年10月にインプレッサWRX STIとして発売されました。ベースのインプレッサと同様にセダンから5ドアハッチバックに変身しています。
まさに全面改良になった3代目は、専用開発のエンジンやサスペンションをはじめ、「マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」、「マルチモード VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」など独自のメカニズムを採用。
最高出力308PSに到達した2.0Lターボは戦闘力を高め、ドライブトレーンの進化により操縦安定性などハンドリングも一気に進化させています。
2010年7月のマイナーチェンジでは、4ドアモデルが加わり、5ATの「A-Line」も設定。「A-Line」には、2.5Lターボが組み合わされています。
3代目は、ボディフォルムやデザインのウケがイマイチなのか、2代目よりも若干流通量が少なくなっていて、走行距離を重ねた個体であればかなり下落しているようです。
予算重視であれば3代目を狙うのもありでしょう。
インプレッサから独立しWRX S4/WRX STIを設定
4代目(GP系)になりインプレッサから独立したWRXは、2ペダル(CVT)のWRX S4、6MTのWRX STIというラインナップで、2014年8月にデビューしました。
WRX S4は、WRXシリーズ初の先進安全装備である「アイサイト(ver.3)」を採用。2ペダルモデルでも公道でその真価を味わい尽くすのは無理といえるほどの速さを享受できます。
2ペダル限定で、高い安全性を備えたスポーツセダンがお好みであれば、検討する価値は十二分。距離を重ねた物件であれば、価格の面でもかなりこなれています。
いっぽうのWRX STIは、WRXシリーズ共通の商品コンセプト「Pure Power in Your Control」を究極にまで高めたピュアスポーツセダンです。
ボディやシャーシの進化は著しく、S4と比べるとさすがに頂点に君臨する運動性能を味わえます。
2021年11月発表された現行型の2代目WRXは、2ペダルのWRX S4のみというラインナップなったこともあり、3ペダル=MTのWRX STIの人気は高く、価格も高値安定といえる状況になっています。
本格的はスポーツ走行を志向するのなら、インプレッサから独立した初代WRX STIですが、2ペダルのWRX S4でも先進安全装備をはじめ、物件数や価格の面からもオススメです。
提供元・車選びドットコムマガジン
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