ロースタイルのメリット
子どもの転落のリスクを抑えられる

ハイスタイルのチェアやテーブルを使用すると、未就学児には座りづらいことやテーブルに置いた食事に手が届かないことがあります。また、チェアから転落してしまい、大怪我をしてしまうことがあるかもしれません。
しかし、ロースタイルキャンプであれば、子どもだけで簡単に座ることができます。また、ロースタイルキャンプなら落ちても大けがになりにくいため、ファミリーキャンプにもおすすめです。
子どもと絆を深めやすい
転落リスクを抑えられる以外にも、子どもと同じ目線でアウトドア時間を過ごせることもメリットだといえます。長時間、子どもと同じ目線でチェアに座って過ごすことによって、家族の仲を深めることにつながるでしょう。
コンパクトなギアが多い

ロースタイルキャンプで使うアイテムは、背が低いものが多く、コンパクトに収納して便利に携行できることが魅力です。また、重量も比較的軽量なものが多く、色々な種類のギアを組み合わせて持っていくこともできます。
設営・撤収も短時間でできる!
ギアをコンパクトにまとめられるため、設営や撤収にかかる手間や時間も少なくなります。しかし、アイテムによっては収納が難しい場合があるため、事前に自宅で試してから持ち出すようにすると安心です。
具体的な例を挙げると、コンパクトチェアやテーブルなど、収納時と使用時のサイズ感が大きく異なるものは、組み立てるのに慣れていなければ、スムーズに出し入れできません。
ローチェアの選び方
ローチェアは、ロースタイルキャンプの中心となるギアです。ロースタイルチェアの目安は座面高が30cm程度のものを選ぶようにしてみてください。そのほかに選ぶときにチェックしたいポイントは以下の通りです。それぞれ詳しく選び方を解説しますので、詳しく見ていきましょう。
- ローチェア選びのポイント
- ・素材
・リクライニング機能
・肘掛けの有無
素材

座面の素材は、ポリエステル・コットン・ポリコットンなどが主に使われます。それぞれの特徴は以下の通りです。焚き火の近くで座りたい場合は、コットンかポリコットン素材のチェアを選ぶようにしましょう。
ポリエステル:汚れが落ちやすく軽いが、熱には弱い。焚き火の近くでは穴が空くおそれがある
コットン:火の粉に強く、燃え広がりにくい。重量がある
ポリコットン:ポリエステルとコットンの混紡素材。両素材のメリットを得られる
リクライニング機能
ゆったりと座ってくつろぎたい人は、シンプルなチェアではなく背もたれの角度を変えられるリクライニング機能があるものを選ぶようにすることをおすすめします。しかし、リクライニング機能があるチェアは可動部やフレームが長くなるため、コンパクトに収納出来ないものもあるので注意が必要です。
肘掛けの有無
ローチェアは、ゆったりとくつろげることが魅力です。しかし、デメリットとして「立ち上がるのがしんどい」ことが挙げられます。しかし、肘掛けがあるタイプのチェアを選ぶと、立ち上がりにくさを軽減することが可能です。