目次
イカは心臓を1つ失っても生きてるの?
 ・鰓(エラ)心臓はあくまで補助
他もすごいぞ!イカの不思議
 ・実は目がイイ!
 ・実は貝類!

イカは心臓を1つ失っても生きてるの?

イカには合計3つ心臓があることが分かりましたが、この心臓はひとつ欠損しても生命活動に支障はないのでしょうか?

鰓(エラ)心臓はあくまで補助

残念ながらメインの心臓を失ってしまったら、さすがに生きていくことはできません。

鰓心臓は補助的な役割なので、もしそのうち1つを失っても、すぐに生命の危機に位置いることはないともされています。
しかし、エラに酸素が行きわたらなくなるので、泳ぐことに支障が出て徐々に力尽きてしまうことになるでしょう。

他もすごいぞ!イカの不思議

イカには心臓が3つあるってホント!?心臓を取っても死なないの?
(画像=『FUNDO』より引用)

実は目がイイ!

イカは、目が良いといわれています。もちろん視力検査をしたわけではありませんが、構造を調べると0.5程度の視力があります。

一般的な魚の視力は0.1~0.6といわれていますので、なかなかのものですよね。

実は貝類!

貝類は生物学的に軟体動物となりであり、イカは「頭足網」として貝類に含まれます。
代表的な貝類というと、ツノガイ類や二枚貝類にヒザラガイ類等が挙げられます。

体を覆う貝殻が特徴ですが、実はいかにもこの貝殻が存在します。
それが「イカの甲」とも呼ばれている「軟甲」という部分。
軟体生物らしくない、骨のような硬いこの軟甲はかつてイカの体を覆っていた貝殻の名残です。

今では、貝殻をイカの筋肉が全身で覆っているということになりますね。