ガスランタンはLED式に比べて明るいのが魅力です。なかでもCB缶式は燃料が手に入りやすく、カセットコンロと燃料を共有できるといったメリットがあります。この記事ではデザインがおしゃれなものや虫除け機能付きといったおすすめのCB缶式ランタンをご紹介します。
CB缶式のメリット&注意点
LEDよりパワフル
(こちらの画像はイメージです)
CB(カセットボンベ)式ランタンはガスを燃料とするランプの一種です。LED式のランタンと比べて光量の大きな商品が多く、キャンプサイトのメイン照明にも向いています。また、ガスランタンの光は自然の炎を光源としているため、リラックス効果も期待できます。
CB缶は手に入りやすい
ガスランタンの燃料としてはCB缶とOD(アウトドア)缶の2種類があります。CB缶は寒冷地での火力の安定性こそOD缶に劣りますが、コンビニやスーパーなどの身近な場所で販売され、OD缶に比べて安いのも魅力です。また、CB缶はカセットコンロ用として併用ができるためキャンプ場でも重宝するでしょう。
室内での使用はNG
CB缶式を含めたガスランタンは酸素を大量に消費するためテントや車内などの室内で使用すると一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。また、テントやテント内の可燃物に引火するリスクもあるため、屋外での使用を徹底しましょう。
以下の記事ではCB缶式ランタンの選び方を解説し、おすすめ商品を厳選して紹介します(本記事は2023年8月9日の情報をもとに作成しました)。
ガスランタンの選び方
1.必要な明るさの目安について
(こちらの画像はイメージです)
ランタンはテントの周辺を明るく保つメインランタンと、テーブル周りで使用するサブランタンの2つに分けられます。メインランタンなら出力で200W以上、照度では300ルクス以上を確保することが必要です。サブランタンの場合はその半分程度の明るさを目安にして選びましょう。
2.方式の違いもチェック
ガスランタンにはマントル式とキャンドル式の2種類の発光方法があります。マントル式とはLEDのフィラメントのような役割を果たす袋状の繊維(マントル)を使用する方式で、最初に使用する時にはマントルの空焼きが必要です。
一方、キャンドル式はマントル不要で初心者にも扱いやすいのが魅力ですが、光量はマントル式に劣る傾向にあります。
3.用途に合った燃焼時間を確保
ガスランタンはLED式に比べて一般的に燃焼時間が短いことに注意が必要です。食事での利用であれば1~2時間程度の燃焼時間があれば十分ですが、メインランタンとして使う場合は5時間以上を目安に選ぶのがよいでしょう。