映画『エルヴィス』でアカデミー賞にノミネートされた俳優オースティン・バトラーは、共演者のトム・ハンクスから精神状態について心配されていたと明かした。
バトラーは英紙タイムズの取材に、『エルヴィス』での役作りでは「限界まで押しやられた」と説明。「このような体験は二度とできないだろう」と振り返りつつ、「のめり込めば、生きているという実感を得ることができる」と。
ただし、トム・ハンクスからは、役に深くのめり込み過ぎていると指摘されたという。「メンタルヘルスのために、一直線に別のことをした方が賢明だ。もしこのまま電車から飛び降りたら、感情的な傷を負いかねない」と心配の言葉をかけられたと明らかにした。
バトラーは昨年、GQのインタビューで、撮影終了直後から「体がシャットダウンし始めた」といい、1週間病院でと語っている。