それを受けた脇田会長も、
今後の検討課題ですね
と…。
ワクチンを打って小児が重症化予防出来るのか、出来ないのか。そんなデータも確認せず、
「生後6ヶ月以上の全ての人を対象にワクチン接種を」
と言っているわけです。
もちろん、海外ではこうした「小児におけるコロナワクチンの重症化予防」のデータや論文はあるのでしょう。ただ、欧米と日本では、コロナ感染の被害レベルが桁違いに違いますので、そうした海外データは参考になりません。せめて国内でデータを取ってほしいところです…。
佐藤さんはそこを指摘してくれたわけですね。こうした「空気を変える質問」をしてくれた、佐藤好美さんに感謝。
ま、こんな当たり前の意見が言えるような空気になっていること事態が、当初の分科会から考えれば大きな進歩なのでしょう。
もちろん、分科会のメンバーを選ぶのも厚生労働省の人たちでしょうから、佐藤さんのように本当のことを忖度無しで発言するようなメンバーを入れるのか入れないのか。省内でも賛成派・反対派などで議論があったことと思います。
それを経ての今の空気ですから、厚労省内の空気も変わってきている、ということなのでしょうか。
もちろん、
コロナワクチンが世界でもうほとんど打たれていない(のに日本ではまだワクチン推進) 特に小児へのコロナワクチン接種は多くの国で行われていない(特別な事情のある小児だけが対象の国が多い)などの国際事情も大きく関与しているのでしょう。
さあ、今後のワクチン行政がどこに行くのか、注目です。
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以下、参考までに以前の会議の動画を貼っておきます。
【2年前のワクチン分科会】
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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