京浜運河の穴場的なハゼ釣り場「見晴しばし公園」に出かけてきました。釣行日は東京の最高気温が36度を超える猛暑日ということで、早朝2時間という短時間釣行でしたが、25匹確保することに成功。当日の様子をレポートします。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
見晴らしばし公園
大井ふ頭中央海浜公園、東海埠頭海浜公園、京浜運河緑道公園など、京浜運河には、お手軽にハゼ釣りが楽しめる場所がいくつかあります。
今回選んだ場所は、中でも特に穴場的なハゼ釣りスポット「見晴らしばし公園」。公園とはいえ、遊具はおろかベンチすらない、ただの「運河沿いの遊歩道」なのですが、釣り人にとってはこれで十分。
一番近いコンビニまで歩いて15分とやや距離があり、近くにコインパーキングはあまりない、という点がマイナスポイント。しかし、トイレや自動販売機はすぐお隣の「大森ふるさとの浜辺公園」にある他、最寄り駅の東京モノレール昭和島駅から歩いて7分程度と、電車利用派にはとても便利な釣り場となっています。
朝一勝負のハゼ釣り
始発電車に乗って、6時ちょいすぎに釣り場到着。この日の上げ止まりは4時で、下げ止まりは10時半。到着時には既に程よく下げ潮がきいていました。
先客は近所の方と思われる3人。適度な間隔を開けて釣り座を構えます。準備をしながら3人の様子を覗うと、2名は2m前後の竿でミャク釣り、1名は3m位の竿でウキ釣り、といった道具仕立て。
筆者は2.7mののべ竿でウキ釣りを選択しました。足元から遠めまで、広範囲を探ってみる作戦です。
因みに、足元はゴロタとなっていますが、基本底は泥になっているようなので、ちょい投げも可能、と言いたい所ですが……釣り場のすぐ後ろが遊歩道、ということで注意が必要。ここでのハゼ釣りはのべ竿がベターです。
さっそく本命のハゼが釣れる
ササっと準備し、袖2号の針にホタテの貝柱を米粒サイズにカットして付け、仕掛けを落とします。水深は0.5~1m。縦横斜めと、ちょっとずつ探っていくと、ようやくシモリウキがス~ッと横に引っ張られ、釣りを開始して1分も経たずに1匹目が釣れました。とりあえず「ボウス逃れ」でホッと一息。
ホッとしたのも束の間、この日はのんびりしてはいられません。潮止まり、いわゆるハゼが徐々に口を使わなくなっていき、やがてパッタリエサを喰わなくなるであろう時間が10時半と、割と早め。
この日の、東京の最高気温は36度(因みに熊谷は39度)。妻からは前日「明日はやめておけば」って、本気で言われてしまうほど危険な日。タイムリミットは8時と定め、せっせと探って数を稼ぎます。