勤続年数が浅くてもクレジットカードが作れるケース
一般的には、勤続年数が1年未満の場合だと、クレジットカードの審査の際に不利になることが多いと考えられる。
とはいえ、勤続年数が1年未満でもクレジットカードを作ることができるケースもある。その一例を紹介しよう。
ケース1:新卒や社会人1年目
就職を機にカードを持つ新卒者や社会人1年目の人は、中途入社の人とは異なり、クレジットカード会社にとっても優良顧客になる可能性が高い。そのため、将来を見込んでクレジットカードの審査に通過させるケースが多い。
ケース2:起業まもない個人事業主
個人事業主の人は、雇用されているわけではないので、勤続年数が浅い場合でも、中途入社よりは、クレジットカードの審査に悪影響を与えることは少ないだろう。
最低でも1年以上在籍、できれば3年在籍
近年は転職もめずらしいことではない。しかし、クレジットカードは長期的に利用するものであり、カード会社が安定的な支払い能力を求めていることに変わりはない。
もし転職を考えていて、クレジットカードを作る予定があるなら退職前に作っておくのが賢明だろう。
文・井上喜奈子(ファイナンシャル・プランナー)
中央大学法学部卒業後、大手生命保険会社に入社。約7年、生命保険と損害保険のコンサルティング営業を行う。個人営業と法人営業を経験。出産後ライターとして活動している。
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