「年収が低いからクレジットカードを作れるかどうか不安」「転職したばかりでクレジットカードを発行できないのは?」と考えている人も多いのではないだろうか。

結論から言うと、クレジットカードの審査では、年収より勤続年数が重視されると言われている。

では、審査において有利となる勤続年数はどのくらいなのだろうか。

年収より勤続年数が重視される理由

クレジットカードの審査では、「勤務先・勤続年数・年収」がスコアリングされるだけでなく、「3C」が重要視されると言われている。

3Cとは下記の3つを指し、それぞれ頭文字をとったものだ。

Capacity=返済能力
Capital=資産
Character=性格

勤続年数はこのうち「返済能力」と「性格」の2つに大きく関係してくる項目である。

勤続年数が長いほど今後も収入が安定する可能性が高いうえ、信頼できる人物だという印象を与えやすい。

もちろん年収が多いほうが審査に通りやすいのは間違いないが、「収入が安定していて継続していること」のほうが、より重要と言われている。

最低限必要な勤続年数

では、クレジットカードの審査で有利な勤続年数は、具体的に何年か。

多くのカード会社では、社内の基準として「勤続年数1年以上」をボーダーラインにしていると言われている。

ゴールドカードなど、ステータスの高いクレジットカードでは、「勤続年数3年以上」など、明確に基準を定めているところもあるそうだ。