バイクライフをもっと安全に、そして快適にもなるヘルメット

「THUNDER C GP」を被って実際に走ってみると、その完成度の高さをさらに体感できる。
ストップ&ゴーの多い市街地からある程度速度が乗った高速巡航時、そしてワインディングまで、視野角が広いので他車が走る公道でも交通状況を確認しやすく、運転に集中することができる。
また、軽量なヘルメットは長時間被っていても疲れにくいだけでなく、その空力特性も合わさることによって後方確認などの際に左右に首を振るようなシーンでも走行風の影響を受けづらい印象で、風切り音も非常に静かだ。
特に気に入った使用感としては、シールド開閉がセンターのプッシュボタン式になっていることで片手での開閉も軽い動作で簡単に行うことができることに加えて、アゴ紐も安心感の高いDリングタイプながら紐を絞った後のスナップボタンがマグネット式になっているといった点も細かいところだが、グローブをしたままボタンを探すような日常使いでのストレスがグッと少なくなりそう。

こうしてMFJやFIM公認のレーシングスペックを公道でも使える安心感の高さと、細やかな使い勝手の良さが絶妙にバランスすることで、バイクライフがもっと安全になるだけでなく、もっと快適にもなるヘルメットなのである。
カーボンリアスポイラー装着でさらにレーシングライクに!




今夏発売予定となる大型のカーボンリアスポイラーを装着することによって、まるでレーサーレプリカモデルのようなレーシングライクな雰囲気へと換装することも可能になる。
カラーは写真のソリッドカーボンカラーのみで、「THUNDER C GP」のフォルムを崩さずに大型化されており、STDの倍近く後ろへ長く伸びたデザインは空力特性の向上にも貢献してくれそうだ。




リアスポイラー装着モデルと標準モデルの重量を比較してみても、大きさのインパクトはあれど体感できるほど重さが変わらないのは、さすがのカーボンモデルといったところ。
今回登場予定のリアスポイラーだけでなく、シールドやヘルメットアクセサリーといった豊富なオプションアイテムが豊富に用意されていることで自分好みのヘルメットにカスタマイズできるというのもLS2ヘルメットの魅力なのである。